運動する前のワクワク感を大事にする
ここで学生時代の部活を思い出してほしいのですが、あなたは部活が始める前の心境はどうでしたか？
「何となくソワソワする」「指導者や先輩のことで緊張する」こんな感じでしょうか？
また、学年が上がることにより、心の余裕や人間関係も楽になり、練習前の部活は仲間との会話を楽しむことができるようになっていったのではないでしょうか？
この運動する前に、部活の仲間と会話を楽しむことが大事なのです。
社会人のあなたは、トレーニングをする当日、競技場や河川敷に集まります。現地に行けば仲間がいます。
トレーニングをする前に、仲間と会話をします。
この何気ない会話が大事なのです。
自然の会話の中で、職場のことやプライベートなことなど。
会話が盛り上がるとそれだけでも楽しいのです。「あ、今日こんなことがあったから、次回の集まりで話そう」と思ったことをこの場で話します。
トレーニングをする前の、心のウォーミングアップでモチベーションアップをはかります。
そういった何気ない会話などがトレーニング自体を楽しくさせることもあります。まず、相手との会話を楽しむ、そういったところからトレーニングを始めてみることが大事だと思うのです。
そして、最後に行うクールダウンでの会話も大事になってきます。
むしろウォーミングアップ前よりも、こっちの方が重要かもしれません。
クールダウンで、ゆっくりジョッグをしながら、心の中で「あー今日も部活頑張ったな」。社会人のあなたなら「あー今日もかけっこ教室頑張ったな」と、実感します。
そして、仲間との会話でも「今日の○○のトレーニングはきつかったけど、最後までやり遂げることができて良かった」こういう会話がすごく大事だと思います。
そして、何気ない世間話も自然にするでしょう。
実は、こういう「普通の会話」がとても大切だと思うのです。
こういう日常があるからこそ、学生時代の学校生活が楽しかったり、社会人のあなたなら日の仕事がマンネリ化していても、何とか乗り越えることができるはずです。
あなたは学生時代に部活をしていたなら、こんな経験があったのではないでしょうか？
それは、
「部活をしていると、学校生活が何となく充実しているような気がする」。
どうでしょうか？
何となく当てはまる気がしませんか？
こういう気分を社会人になったあなたに、もう一度味わってほしいと願っています。もし学生時代に部活を経験されていないあなたなら、この機会にぜひ味わってほしいのです。
以前にもお伝えしましたが、
―― 『大げさですが、社会人のあなたは、このクールダウンの充実した時間を味わうためだけにトレーニングしてもいいくらいです。
きっと普段の生活に変化をもたらしてくれるでしょう。』――
こういう捉え方の運動から、始めてみるのも良いのではないでしょうか。
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