30代以降,人生において運動に挑戦して損はない
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1.運動をすると自信が湧く
20代の頃はがむしゃらに仕事をして、とにかく突っ走ることができた。
しかし、30代になり部下を持つようになると、自信がなくなることもある。
部下のミスも全部、自分が背負わなくてはいけなく、仕事が嫌になってしまう時期でもある。
こんな時はどうすればいいのでしょうか?
こういう時こそ「運動をする」に限ります。
走る。筋トレをする。ストレッチをする。好きなスポーツをする。どれでもいいので、体を動かしましょう。
体を動かせば、ストレスも少しは軽くなります。
運動をすれば、考え方も前向きになります。ポジティブ思考になります。
今抱えている不安や悩みに対して、解決の糸口になることも見つかることもあります。
例え解決策が見つからない場合でも、その問題に対して「よし!負けずに立ち向かうぞ!」と強いメンタルで臨めるようになっていきます。
強いメンタルを持つようになると、部下のミスを前向きにとらえるようになります。
人は、自信がない・余裕がないときは、ついつい人のせいにしがちになります。
しかし、自信をつければ、相手のミスや部下のミスに対して寛容になれます。
ミスを部下のせいにして終わるリーダーになるか、ミスをチャンスに変えることができるか、または一緒にミスを解決策に向けて取り組めるかで、その人のリーダーとして信頼されるかどうかが大きく変わってきます。
ぜひ、運動をとおして自分に自信をつけて、部下のやる気を起こしてください。
2.結果を出しやすいのが筋トレ
運動で自信をつける方法ですが、数ある内の運動で手軽に実践でき、結果が出やすいのが筋トレです。
一人ですぐに実行できるのが筋トレです。
筋トレで得られる自信は3つです。
1.筋トレの成功体験
2.見た目の変化
3.メンタル強化
1.筋トレの成功体験
筋トレを継続していくと、自信がつきます。
どんな小さな進歩でもいいのです。腕立て伏せで、20回しかできなかったのが、30回もできるようになった。
「自分は、成長している」と自分で自分を褒める。納得してあげるとそれが成功体験として、蓄積されます。
ジムで筋トレをする場合でも、バーベルやダンベルの重量が増えるにつれて、「自分は成長している。やればできる」と自分の成長に自信を持つことができます。
2.見た目の変化
筋トレを継続して、体が変わっていくと自信がつきます。
体が引き締まる、大きくなる、この変化を自分で認識すると、自信が湧いてきます。
もっと筋トレを頑張ろうと思います。
「痩せた。引き締まった。上半身が大きくなった」と、周りから褒めてもらえると嬉しいと同時に自信がつきます。
自分で自信をつけることと、相手からの評価でさらに自信が向上し、仕事や人生においても上手くいけそうな気がしてきます。
3.メンタル強化
筋トレを継続すると、メンタル面も強化されてきます。
筋トレを実行することにより、考え方が前向きになります。ポジティブ思考になります。
筋トレを実行する回数が多ければ多いほど、ポジティブ思考になる回数が多くなっていきます。
すると、プラスイメージが多いので、行動も積極的になり、仕事や人生においても何とかなりそうだと考えになりやすくなります。
もう一つメンタル強化する手段として、筋トレ日誌をつけてみましょう。
それを振り返ると、「自分はこれだけ継続して筋トレを行っている。以前よりも重量や回数が増えている」と、自分の成長に気づくことができ、自信を確認することができます。
一人で筋トレを実行して自信をつけることができます。そして、スポーツジムで筋トレをすると、さらに自信をつけることができます。
それは、筋トレをしている人たちの雰囲気を、自分も一緒に味わうことなのです。
同じ空間を共にすることで、自然と自分も同じような感覚になり、自信に満ちた状態になります。
自信がある人たちと一緒の空間で筋トレをする。筋肉と自信を手に入れることができるのです。
3.筋トレで得た自信/部下に慕われる
筋トレで得た自信を持つと、自分の弱みや仕事での失敗経験を話すことができます。
私自身、筋トレや陸上競技で得た自信のおかげで、自分の弱みや仕事の失敗経験を、どんどん相手に話すことができました。
人は、自分の弱みや失敗経験を伝えることで、親近感を覚えその人が身近に感じます。
部下も同じで、先輩や上司が自分の弱みや失敗経験を知ることができれば、部下から話してくれる頻度が多くなります。
意外と部下に対して弱みを見せない、いいところだけ見せたがる人もいると思いますが、それだと部下との距離はなかなか縮まらないと思います。
・筋肉をつける 相手を魅了させる
筋トレをすれば、体が変わります。スーツがバシッと決まります。
胸板や逆三角形の体はスーツの上からでも目立ち、スーツをカッコよく着こなすことができます。
ガタイが良い体はカッコよく、スーツを着こなして、仕事ができる上司に部下は、「この人についていこう」と思えるようになります。
人は筋肉がある体、均整のとれた体をみると、本能的に生命力があふれる人と感じるものです。
筋肉をつけると、自信がつく。自信が持てる。そうすると、心の余裕が生まれます。
余裕が生まれると、堂々と落ち着いて話せることができます。
落ち着いてゆっくり話すことができると、相手にしっかり伝わります。自然と信頼感を持ってもらえるようになります。
心の余裕があるといろいろと些細なことに気が回ります。
仕事を上手くこなした部下に対して、「感謝」の気持ちを伝えることができます。
ちょっとしたことの「感謝」の気持ちを伝えることでも、部下は嬉しいものです。
そのちょっとした積み重ねが、部下との信頼感が生まれていきます。
仕事を上手くこなして当たり前という態度では、部下との信頼関係は築けないものです。
心の余裕が生まれると、どんなことにも「感謝」できます。今はできなくても「感謝」から始めてみるのです。
相手に「ありがとう」と言える、そんな当たり前のことが大事なのです。
そんなあなたのために、部下は仕事をしたくなるのです。
4.走る運動で/仕事と人生に向き合う
筋トレの効果についていろいろと話してきましたが、ときにはやる気をなくすこともあります。
筋トレを実行するのがしんどい時期もあります。
そういう時は、筋トレ以外の運動を実践して、気持ちを切り替えてみるのです。
・ジョギングからダッシュ。筋トレと違うストレス解消がある
筋トレの次に、手軽にできる運動がジョギングです。
家の周りを30分程走ってみましょう。30分がきついなら時間を減らしても良いで
しょう。自分の体力レベルに合わせて走りましょう。
普段からジョギングをしていない人が走ると、家の周りを走ってみるだけでも、新たな刺激になります。
物事を考えて走ると、いいこともあります。
走ると、気持ちがポジティブ思考になります。気持ちがポジティブ思考なので、仕事のアイデアや伸び悩んでいるときには、何かしらの気づきがあるかもしれません。
私自身も、仕事や人生で思い悩んだ際は、ジョギングをして、頭をポジティブ思考に切り替えます。
ポジティブ思考に気持ちが切り替えると、「何とかなりそうだ。自分は大丈夫」と思えるようになります。
不思議と問題に立ち向かえるようになります。
・「流し」とダッシュで仕事と人生に向き合う
ジョギングの次にオススメなのが、ダッシュや「流し」です。
ダッシュは全力で走る運動ですが、「流し」とはいったい何か?
陸上部の間で「流し」とは、100m程の距離を、5割から6割ぐらいのスピードで走る運動のことを言います。または、快調走やウインドウスプリントとも言います。
「流し」は、太ももが90度近くまで上がるスピードで走ることが大事で、少し息が切れるぐらいのスピードで走るようにします。
「流し」は、筋トレに比べて運動の動作がダイナミックです。
走り終わった後は、息が上がっているのと同時にドキドキしています。
少し興奮状態でもあります。このような状態の時に、楽しいことや、仕事や人生で悩み・不安などの解決策が浮かぶこともあります。
走り終わってからスタート地点まで、ゆっくり歩きながら戻ります。この戻る時に、いろいろと考えことをしながら、戻ることに意味があります。
特に30代以降の方は、仕事や人生に向き合うことが多くなる時期でもあります。
漠然と40代50代の自分の人生を、考え始めるのもこの時期だと思います。
30代以降は、人生のさまざまな岐路が束になって降りかかってきます。
そして迷い、惑わされます。
ここで先の人生をネガティブ思考で考えるかポジティブ思考に考えるかで、後々の人生が変わってきます。
人生において変えることのできない状況はたくさんあります。しかし、状況に対する見方を変えることならできます。見方を変えれば、その状況が自分に与える環境を変えることもできます。
要は、どんな状況でもプラス思考で立ち向かっていくことが大事なのです。
不安などに押しつぶされそうになった時は、走るのです。とにかく走って、走って走りまくることで、不安を取り除いていくのです。
「流し」の次は、ダッシュしましょう。
あなたはダッシュをするのは、何年ぶりですか?
学生時代の運動以降、ダッシュをしていない人も多いのではないでしょうか?
ダッシュをすると、昔の自分を思い出すことができます。
学生時代の自分を思い出すことができます。
人によって、学生時代の思い出す時期は違うと思います。小学生や中学生、高校生または大学生。
青春時代を思い出すことでしょう。
楽しい思い出、苦い思い出、一気に思い出します。
学生時代の自分は、部活や勉強や他のことに熱心に取り組んでいた。
学生時代の自分は、辛いことの方が多かったけれど、何とか乗り越えて来た。
こうやって学生時代の自分を振り返ることで、今後の人生も立ち向かっていけそうだと再確認できます。
ダッシュをすると、気分がスカッとします。
距離が短いだけに、すぐに達成感と充実感を感じることができます。
この達成感と充実感を味わうことで、気分もよくなります。
「よし!頑張ろう!」と思えてきます。この「よし!頑張ろう!」と思える回数が多いほど、人生が良い方向に進みます。
ジョギング・流し・ダッシュで、ぜひ良い人生を進んで下さい。
5.運動で時間を有効に使う
とは言え社会人のあなたは、1日の大半を仕事に時間を費やしていると思います。
そして、充分な睡眠を確保しようとすると、残された時間は意外と少ないのです。
そのなかで移動時間や食事、趣味、将来の自己投資の時間まで確保しようとすると、当然時間が足りなくなります。
実際は、日々の仕事が終わり、疲れた状態で帰宅。そして食事とお風呂を済ませた後は、寝る前にテレビとスマホを見て、1日が終わってしまう。
毎日こんな生活をしている自分を振り返ると、焦ることはないでしょうか?
・時間がないところに あえて運動時間を確保する 時間が生まれる
毎日「時間がない」と常に思っているあなた。
そこにあえて運動をする時間を確保してみてください。
最初は、仕事が休みの日に運動をする時間を確保しましょう。
会社が休みで特に予定がない土曜日。目が覚めたら昼だった。もしくは夕方近くまで寝てしまい、「1日を無駄にしてしまった」と後悔することは誰しもがあると思います。
人は予定がないと、つい時間を無駄に過ごしてしまうことがあります。
そこで、ここに運動を取り入れることで、見違えるようにあなたの生活は変わってきます。
「運動をする」という予定を組み込むことで、生活習慣が固まってきます。
午前中に運動をすることをオススメします。
例えば、朝9時に筋トレをすることにします。9時にスポーツジムに行くと予定を立てます。
そうすると、筋トレを開始する前に食事を摂る必要があります。一般的には、運動をする2時間前に食事を摂る必要があると言われています。
7時に朝食をとります。起床時間が7時前になります。
睡眠も8時間ほどしっかり確保したいので、前日の夜は23時過ぎには寝るようになります。
運動をする予定を立てるだけで、夜更かしをせずに規則正しい生活を送れるようになります。
午後は有効に時間を使えます。運動後は、気持ちがポジティブ思考になっています。
何をやるにしてもプラス思考で取り組めることができます。
私はもっと早い時間、早朝の5時ぐらいに、河川敷で走っています。
「流し」やダッシュを芝生の上で走っています。
河川敷などの芝生がある場所は、草木などの自然が多い環境です。自然の中での運動は、体や心にも良いと思います。
仕事や人生で嫌なことや辛いことがあっても、自然の中で走るとまた「頑張れる」と思えてきます。力が湧いてきます。
早朝時間に運動をするメリットは、人も少なく集中できます。運動が終わってもまだ、午前中です。1日の時間がたっぷりとあります。
早起きをすると、1日が充実した日々を送れます。
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・運動を予定に入れる。タイムマネジメント能力が向上する
運動を予定に入れるだけで、1日の時間を有効に使えるように説明しました。
人は「時間を自由に使える」と思うと、時間をどう有効活用していいか分からなくなります。
結果的に、ダラダラと過ごしてしまい、貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます。
一方で、使える時間が限られている場合は、そのなかで何とか帳尻を合わせようとします。
質の高い時間を過ごそうとする、時間を有効に使おうと意識します。
仕事ができる人や人生が充実している人は、時間を有効に使えています。
運動を予定に取り入れることで、時間の使い方が効率的になり、時間が余るようになります。
6.仕事で心が疲れる前に、複数のコミュニティを持つことが大事
30代になると、部下と上司の間に挟まれて悩む時期でもあります。
30代で転職しても、2~3年働けば部下もでき同じように悩みます。
悩みは人それぞれで、部下が仕事の覚えが悪い、または部下は仕事ができ、いつか自分を追い超されると恐怖を感じる。
上司に至っては、上司が物足りなく感じてしまうことがある。どうしても納得できないこともある。
一度、そういった悩みや不安に陥ると、そこから抜け出すことができない、仕事のモチベーションが上がらない。仕事が嫌になる。
・複数のコミュニティを持つ。その中で運動のコミュニティを持ってみる
仕事で追い込まれる前に、複数のコミュニティを持つことが大事です。
趣味・家族・友人・恋人などのコミュニティ。
また、30代で独身の人は、上記のコミュニティから遠ざかっている人も多いのも事実です。
そんなときは、1つの考えとして、運動のコミュニティを持ってみてはどうでしょうか。
(スポーツジムを拠り所にする)
スポーツジムに通っているなら、そのコミュニティを拠り所にします。
ジムに行けばいろんな人がいます。
年代や職業も幅広く、普段は接する機会の少ない人たちも多いのです。こういう人たちとフラットに会話ができる場所はそうそうないはずです。
その中で私が勉強になったのが、年配の方たちとの会話でした。
年配の方たちの、人生経験豊富な生き様を聞くことにより、自分の人生の進むべき道を教わったこともありました。
私たちの年代より遥かに多く、仕事や人生で悩んだことだと思います。そういった経験を学べるのも、年配の方たちの良いところだと思います。
基本的にジムに来て、体を鍛える運動をしに来るということは、ポジティブな人ばかりです。
前向きな人が多いので、話しかけると笑顔で受け答えしてくれます。
笑顔がステキだとこちらまで元気になります。
ぜひ、ジムでみなさんから元気をもらってください。
(オトナかけっこを利用する)
もう1つは、社会人のスポーツサークルなどの、自分の好きなスポーツを拠り所にするのです。その中で1つの手段として「オトナかけっこ教室」を利用してもらえばいいと思います。
気軽に簡単にできるのがかけっこです。
仲間と運動をすると自然と会話が弾みます。自分の抱えている悩みや不安を、打ち明けることで、仲間からアドバイスなどをもらえることがあります。
打ち明けることで、少し心の負担が減り、さらに運動をしているのでポジティブ思考になっているので、何とかなりそうと思えてきます。
「オトナかけっこ教室」やスポーツジムなどは、年齢や職種などがまったく異なる人だらけです。
運動という共通のテーマがあるので、友達の輪がごく自然に広がっていきます。
運動をやっていけば、自然と社交的になります。社交的になれば、人付き合いが上手になり、仕事での人間関係にも活かされるのです。
さらに筋トレや走る運動で、気分が良くなるホルモンも多く分泌されます。
健康的な生活を送れるようになり、体の調子が良くなります。
ストレスも解消されて、運動をすることにより、自信が湧いてきます。
そして自然と明るい性格になっていきます。
7.運動で得た自信/強い心/ポジティブ思考/仕事に活かす
運動で培った筋肉と自信は、仕事に活かすことができます。
前章の項目で言った、30代は部下と上司の間に挟まれる年代で、いろいろと悩む時期です。
しかし、運動を継続したことにより、筋肉がついて体つきが変わると、自分に自信がついてきます。
自信がつくと、考え方もポジティブ思考になっています。
そして人に対して、寛容に受け入れることができます。
・運動で得た自信が 部下に対して適切な指導ができる
仕事の覚えの悪い部下に対しては、失敗や欠点を受け入れることができます。
そして失敗は成長のチャンスと捉えます。
失敗についても、事実と今後の対策を一緒にすることで、失敗の経験を次に活かすことができます。
失敗した部下と一緒に、事実確認や今後の対策を行うことで、リーダーへの信頼関係が生まれてきます。
この信頼関係があるから、部下は安心して仕事に取り組めるのです。
自分に余裕が生まれるからこそ、部下に対して適切な指導ができるのです。
余裕が生まれる理由は、やはり運動で培った自信からくるものです。
・運動で得た強い心 上司を立てることができる
30代いや、仕事を始めて数年以上働くと、自分は仕事ができる、仕事に対して自信が出てくるものです。
上司の考えに対して、「自分だったらこうするな」「ちょっとおかしいかな?」「あの言い方はないよな」と、無意識に上司の欠点を探し出します。
しかし、上司の欠点ばかり探しても、仕事やチームのためにはなりません。
自分が完璧ではないように、上司も完璧ではないのです。欠点なんてあって当然だと考えるべきです。
それよりも、上司の欠点を補ってあげるのです。そして上司の強みを引き出して、チーム全体の仕事がやりやすい環境を作ってあげるのです。
上司の欠点を補うことやサポートしていると、上司は必ずあなたの気遣いに気づきます。
また、周りのチームも気づき、あなたに対しての評価が良くなります。
これも、運動で培ったメンタルの部分、強い心が上司を立てることに一役買って出ているのです。
運動を継続していくと、何度も言うようにポジティブ思考になります。ポジティブ思考の回数が多いほど気分も良くなり、機嫌がよくなります。
人は機嫌がよくなると、相手の欠点よりも良いところに目が行きます。
それが上司の欠点よりも、良いところ強みを引き出す。上司を立てられる自分になっていくのです。
8.悩み落ち込む時は、走るか筋トレで乗り切る
仕事で失敗する、人生で嫌なことや恥ずかしいことを経験すると、「人生終わった」という自暴自棄になるときがあります。けっこうな期間ひきずることもあります。
悩み落ち込むときは、一人の時間を過ごしていることが多いと思います。一度、悩み出すと悪い方向ばかり考えてしまいます。不安がさらに大きな不安になり、さも人生が終わったような絶望感に包まれることがあります。
夜に考えだすと眠れなくなり、仕事にも影響を及ぼします。
そんなときは、走るか筋トレして乗り切るしかないのです。
運動(走る・筋トレ)をしてとにかく汗を流すのです。すると、適度な疲労感を覚え、家に帰って寝ると、たいていの問題は解決します。
運動をすると、自然と気も大きくなってきます。「何とかなる。大丈夫だ」と思えてきます。
スポーツジムやスポーツサークル(社会人)、そして「オトナかけっこ教室」のコミュニティに行けば仲間がいます。
仲間がいれば、相手と会話をします。会話をすれば、悩みや落ち込んでいる状態を、和らぐことができます。
運動をする、相手と会話をする、クヨクヨ悩んでいる時間がなくなってきます。
運動でポジティブ、仲間との会話でポジティブ、たいていの悩みは消えていきます。
悩みの多くは気分の問題が多いのです。
それでも、悩みや落ち込みが解消されないことは、それだけ真に向き合う価値のある悩みだと思います。
9.朝早く起きる/なんでもできる
早起きすることで人生が変わります。
まず、仕事の効率が圧倒的に違います。前日の夜だと、仕事で疲れて眠気に襲われた状態になります。そんな状態で頭を使っても仕事は一向に進みません。
間違えが多くなり、無駄に時間だけが過ぎていきます。疲れ切った状態で仕事をすれば、能率はどんどん下がっていきます。
しかし朝型にシフトすると結果は変わってきます。
睡眠をしっかりとってスッキリした頭は、回転スピードが全く違ってきます。
仕事がめちゃくちゃはかどります。そして気分がよくなります。
早朝の空気はおいしいような気がします。
最高に気分の良いスタートがきれます。仕事が行きたくなります。そこまでモチベーションが上がらずとも、仕事に向き合えることができます。
・早朝に運動を取り入れてみる
早起きの習慣を手に入れることができたなら、仕事だけに時間を費やすのではなく、運動も取り入れてみるのです。
早朝のランニングは、人や車の接触がほとんどないので、走ることに集中できます。
頭がすっきりしているので、楽しいことや何か良いアイデアなどが閃くことがあるかもしれません。
最近は、早朝や24時間営業しているスポーツジムも多いので、早朝の人が少ない時間帯に筋トレをするのも良いでしょう。
バーベルやダンベルを押し上げて、朝からテンション上げて、仕事に向かっていくのもいいかもしれませんね。
他にも自分のやりたいことに、時間を使えるのが早朝に起きるメリットです。
30代になったら、夜型から朝型に変えましょう。
朝型にシフトすると、心にも余裕が生まれます。仕事の能率が上がる経験を知って、それを楽しみましょう。
もう夜型には戻れなくなります。
10.コンディションを整える。一流になる
どんなに仕事のスキルがあっても、コンディションが悪ければ仕事がはかどりません。
常に体の調子が悪く、疲れやすい体だと、仕事のパフォーマンスに影響を及ぼします。
原因は、偏った食事や睡眠不足からくるものです。
毎日、コンビニや外食ばかりだと、からあげなどの揚げ物が多くなってしまいます。
しかも高カロリーな食事で太りやすくなります。また、油の質がよくないこともあり、胃腸や肝臓に負担がかかります。
揚げ物などは、消化に時間がかかり、睡眠の質が落ちます。
睡眠の質が落ちると翌朝、体がだるい、疲れがぬけないという状態になります。
週のなかばになると疲れがたまりすぎて、仕事に集中できない人もいます。
コンディションが良くない状態です。コンディションが悪い人には、良い仕事はできません。または、良い仕事は回ってこないのです。
しかし、毎日の食事を見直せば、コンディションが上がり、仕事の質が上がっていきます。
簡単でも良いので、自炊をする。みそ汁をつくる。お椀にお味噌を入れて、ネギをハサミで切ってお湯を流し込むだけで、みそ汁ができます。
料理ができない人でも簡単に作れます。
スーパーで刺身を買う。刺身には体に健康的です。マグロなどの魚は、血液をサラサラにする効果があり、焼き魚も同様に、生活習慣病予防にもなります。
後は、とにかく野菜は山盛り食べることも大事です。
「年収と野菜の摂取量は比例する」と、以前本で読んだことがあります。
年収が高い人ほど、一般の人々よりも圧倒的に食べているのは、肉ではなく野菜だと。
理由は覚えていませんが、とにかく野菜を多くとることで、体のコンディションが良くなることは確かだと思います。
ビジネスマンは毎日が試合です。日々のコンディションを整えて、最高のパフォーマンスを発揮することが必要です。
そのためには日々の栄養のある食事と、質の良い睡眠をとることです。
そして、定期的に運動をしていくことも大事です。
30代以降のみなさんが、運動を通してより良い人生を過ごせるように願っています。