かけっこで自信を取り戻す

1.手っ取り早く、気分を変えるのは筋トレ

私は運動で人生が変わると確信しています。
私が経験してきた運動とは、陸上競技の短距離・かけっこ・ランニング・筋トレ・ストレッチ。また食事についても少し触れています。
「今まで生きてきた中で、これらの運動が人生に役立った。困難に直面しても立ち向かえた。運動で人生が変わる。壁を乗り越えられる」私の経験を元に話していきます。

・心のメンタルが弱ったのなら、筋トレで回復

社会人になると、何かと自信をなくす、人生に焦る、他人が妬ましく思う。
イライラすることも多く、精神的に落ち込むことも多々ある。
そういう時は、筋トレをすることで回復することができます。
筋トレは他の運動に比べて、手軽ですぐにできるメリットがあります。

筋トレは、自宅にいる場合、わざわざ運動着に着替えなくても、その場で簡単に筋トレを開始することができます。
腕立て伏せから開始しても良いし、腹筋から始めても良いのです。
すぐにできるので他の運動よりも、行動がしやすいメリットがあります。

ほんのためしに、軽く腕立て伏せをやるだけでも気分が良くなってきます。騙されたと思ってやってみて下さい。本当に気分が良くなりますから。

2.筋トレを継続／自分が好きになる

私の経験上ですが、筋トレをすると自分が好きになります。
筋トレすると、体つきが変化していきます。カッコいい体に変わっていきます。
カッコいい体に変わると、嬉しくなります。ますます、筋トレを頑張ろうと思えるようになります。

このカッコいいからだ、人それぞれイメージは違うと思いますが、それを目標にしたとします。
目標とは、理想の自分、なりたい自分に合わせて設定するものです。
つまり、目標に向かって努力すればするほど（カッコいい体）、さらに目標に近づくほど、理想の自分に近づいてきます。

人は理想の自分に近づいてくると、やる気が継続していきます。
そして目標に向かうこととは、自分を好きになるといっても良いくらいです。
自分のことが好きになると、人生が楽しくなります。
これは、私自身そう感じます。

小さな目標でもいいので、達成すると自分に自信が出てきます。
「自分もやればできる」と思えます。
すぐに自信をつけることができるのが、筋トレです。

何かを頑張っているときは、夢中になり充実した日々を過ごすことになります。そういうときは、へんに落ち込むことがないのです。
人は、暇や時間を持て余すと、余計なことを考えてしまいます。

「自分の人生これでいいのか」「○○（相手）が羨まし」などと不安がどんどん押し寄せてきます。
しかし、目標に向かって頑張っていけば、そういった心配はしなくてもいいのです。
しっかりやれば、自分を好きになれるし、あなたの人生は輝いていきます。

3.とにかく行動する。自分が変われる

変わろうとしている人は、何かしらの行動を起こしているはずです。
自分が変わろうとする時に、身近にあるもので変われるのが本です。

本は、自分が悩んでいるときに、悩みの元をキーワードとして捉えて、目に飛び込んできます。
目に飛び込んで来た本が、自分とフィットする時があります。そして、読んでインプットするまではいいのですが、それをアウトプットすることができない人がたくさんいるのです。

それは「変わりたい自分」がいるけれど、「変わるのが怖い自分」もいる。または「変わるのが面倒だなと思う自分」もいる。
かつての私もそうでした。

仕事や人生で悩んだときに、ビジネス書や自己啓発の本をたくさん読んでインプットしました。しかし、それをアウトプット、すなわち行動にしない自分がいました。
やはり、行動するのは勇気がいるし、失敗したらどうしようと思い、行動に至らなかったのです。

・筋トレでプラス思考　そして行動ができるようになる

本でインプットした知識や知恵を、アウトプットするために筋トレの力を借りるのです。
筋トレを実行することで、アドレナリンといった複数のホルモン系の物質が分泌されます。
このホルモン系の分泌は、気分を高揚させ、リラックスさせる効果があります。また、ポジティブ思考にもなりやすくなります。精神面での良い影響を与えてくれます。

筋トレを習慣化すれば、それだけプラスの作用が働き、「自分はできる」「行動できる」「上手くいく」とポジティブ思考になる頻度が多くなり、実際に行動をしやすくなるのです。
私は筋トレを継続して、ポジティブ思考を利用してさまざまな行動を起こしてきました。
どんな小さな一歩でも良いので行動する・達成する。一度、行動することや達成すると、それが自信となり、次の行動に向かいやすくなります。

4.筋トレで鍛えた体／仕事で活かせる

あなたの職場の人を観察してください。どうですか？　体を鍛えている人は多いでしょうか？

スポーツ関係や体を使う仕事でない限り、ほとんどの人が体を鍛えていないのが現状だと思います。
職場の周りを見て、鍛えていない人ばかりだと思ったらチャンスだと思って下さい。
それは、筋トレをして自分が優位に立てるステージだからです。
筋トレをして体を鍛える。カッコいい体になる。それだけで自分に自信がつきます。

なぜか説明がつかないのですが、自信が出てきます。本当です。
そして根拠がない自信なので、崩される心配がないのです。
筋トレをして体を鍛えていくと、いちいち腹を立てなくなります。
人を許せるようになります。
自分に余裕が出てきます。

自分に余裕があると、仕事にも良い成果で出てきます。

・カッコいい体を褒められる。自信になる。仕事ができるようになる

筋トレ初心者の方でも、１年２年と継続していけば誰しも逞しい体になってきます。
初対面の人からは、「何かスポーツをされていたのですか？」と聞かれることがあります。
私自身も、社会人になり何度が転職をしましたが、転職のたびに、「何のスポーツをやっていたの？」とよく聞かれたものです。

ただ、「何のスポーツをやっていたの？」と質問されただけでもうれしくなります。
そして体を鍛えていると、「いい体をしているね」と言われます。
かなりの確率で言われます。この「いい体をしているね」と言われると、すごくうれしいですよ。

自分に自信が持てます。気分が良いです。仕事にも気合が入ります。
なんだかいろいろと上手くいきそうな気がします。
こういう感情が大事だと思うのです。

さらに部長や社長といった、役職がある方たちにも覚えてもらえるチャンスが巡ってきます。
私は、体を鍛えていたおかげで、社長から声をかけられることも多々ありました。
「何のスポーツをやっていたのか？」「体を鍛えているのか？」
社長から声をかけて頂ける。気にかけて頂けるだけでもうれしいのです。

組織のトップの方に印象を残せるようになると、それだけで自信となり仕事にもやる気が出てきます。
印象に残ると、仕事でもチャンスが回ってくることもあり、いい思いもしたことがありました。

5.自己投資することで、一段上のステージに上がることができる

私は２０代から３０代前半の時期に、月会費が１０万円以上するスポーツジムをあえて入会したことがありました。

月会費がそれだけ高額だと、最新のトレーニング科学や一流のパーソナルトレーナーが兼ね備えていることはもちろんですが、それ以外の目的があったのです。
それは、高額の月会費を支払うジムに、来られるお客さんはどういった人なのか？
そこを確かめたくて、高額なジムに何度か入会したことがありました。

・高額のジムには　健康意識が高いエクゼクティブが多い

私は、トレーニングをしながら、周りのお客さんを観察していました。
フロアにいるスタッフの方に、周りのお客さんはどういう人か聞いて回りました。
特に目立ったのが経営者の方、またはエクゼクティブの方が多く来られていることがわかりました。

正直に言って、オーラが違いました。

そこで、トレーニング中の立ち振る舞いを見ていました。
マナーやエチケットを熟知しているかのように、自然の立ち振る舞いがとてもカッコよかったのです。
そしてスタッフとの会話を聞いてみると、謙虚で腰が低くいのです。
人の話しをよく聞いて、自分の主張を押し付けないところがカッコよく、私自身も見習いといけないと感じました。

私は、ある一人の方に声をかけて見ました。
その方も経営幹部クラスの方でした。見た目は、ごつく怖そうに見えましたが、実際にお話しすると、気さくでやさしい感じの人でした。
私は話しの流れで、その方に筋トレをする理由を聞いてみました。

「もともとはガリガリに痩せていて、自分の体に自信がなかった」「筋トレを続けていくうちに筋肉がつき、自分に自信がついた」「その自信が仕事にも活かすことができた」「筋トレでの目標達成が、仕事での目標達成につながった」とおっしゃっていました。
根本的な理由は、やはり「自分に自信がなかった」という理由がありました。

やはり自分に自信がない。自分に自信をつけるために体を鍛える。筋肉をつける。筋トレを実行すると自分に自信がつくのだと、相手にもお聞きして確信しました。

・お金を稼ぎ続けている　健康に投資できる

さらには、先ほどの方も含めて体を鍛えることはもちろんのこと、食事にも気をつかっていることにも気がつきました。

経営者やエクゼクティブの方は、稼ぎ続けているので健康に投資できるのです。
良質な食事と共にサプリメントを惜しみなく自分の体に取り入れているのです。
健康を意識して食事にも気を使っているので、ますます健康になります。
健康になると仕事もやる気が出てきます。
だから仕事の成果も上がり、出世していくのだと実感しました。

健康を維持するためには稼ぎ続けること。そのためには仕事で成果を出し続けることが大事。

・一流の人出会う。自分の人生が変わり始める

もう一つ私が自分に自己投資をしたのは、セミナーやビジネススクールです。
社会人の方が通うセミナーやビジネススクールは、基本的に仕事や人生を本気で変えようと、行動をしている意識の高い人たちです。
そういう世界にポンと飛び込んでみる。本当に自分の人生の生き方が変わります。

・レベルが高いと思うステージこそが　自分を成長させてくれる

セミナーやビジネススクールによってもレベルの差があります。
自分が、少し背伸びするくらいのレベルに飛び込むのも１つの方法です。
必死になって勉強をします。また学ぼうとします。
相手からのフィードバックを頂き、さらに自分を成長させてもらえるのが、セミナーやビジネススクールです。

このコミュニティでも自分の自信を失わない方法があります。
それは、やはり筋トレをして体を鍛えていることです。
こういったコミュニティに参加される人たちは、まだまだ体を鍛えていない人も多いのも事実です。
そこで、自分が体を鍛えておけば、周りを見た時に、「体を鍛えているのは自分だけ」という強みが、自分の自信になるのです。

私自身、ビジネススクールに通うようになった当初、自分の仕事のスキルやメンタルの部分が、周りの人よりも劣っていると、自分自身で勝手に思い込み少し弱気になっていました。

けれども、ある一人の方から「何かスポーツをされているのですか？」「いい体をしていますね」と声をかけて頂き、自分の長所を言ってもらえたおかげで自信を取り戻すことができました。
それから、そのスクールで不安や自分に負けそうな時は、自分の長所を思い出して、壁を乗り越えていきました。

ビジネススクールやスポーツジムは、実際に高額な費用がかかります。
費用にすると、およそ大学の年間にかかる、授業料ほどの費用になります。
高額な費用がかかるにもかかわらず、受講する。学ぼうとする。そこが、実行する人としない人との差が生まれるのです。
そして、そこで出会った人たちとの交流は、自分の人生が一段上がります。

仕事や人生の目標が高く、常に高いステージに上がろうとしている人たちに囲まれていると、自分もそのステージに上がろうと無意識に向かいます。
もはや現状維持が耐えられなくなり、常に学び成長し続ける自分に生まれ変わります。

ビジネススクールやスポーツジムに限らず、高額な費用を自己投資する。
実力をつけたい部分にお金を投資する。
たとえお金がなくても、あらゆるものを削って実力磨きに投資する。
自己投資をすると、自分が本気で変わる、人生が変わると実感でき、人生が良い方向に進むことができます。
私は、自分で体験して実感していることです。

6.みんなと差をつけるための、筋トレを取り入れる

男性が筋トレで熱心に取り組む部位は、胸が大半だと思います。
胸板を厚くするだけで、圧倒的な存在感を発揮することができるのを、本能的に感じ取っているからだと思います。
そこで胸を鍛えると同時に、みんなと差をつける筋トレをご紹介します。

・ミリタリープレスで　カッコいい肩に生まれ変わる

ミリタリープレスという種目をご存知でしょうか？
直立姿勢からバーベルを持ち、バーベルを持つ位置は、肩から肘と腕が直角になった位置にバーベルを握ります。

そのまま、バーベルを頭上まで上げてから状態がスタート地点で、そのまま顔の前を下ろしていきます。
ちょうど、あご当たりまでの位置を通過すると、そこからまた頭上に向かって押し上げます。
やり方は、インターネットなどにアップされていると思いますので、そちらを参考にしてもらえると良いです。

このミリタリープレスを行っていくと、三角筋全体を強化することができるのです。
この三角筋とは肩の筋肉のことです。

イメージとしては、オリンピックや世界陸上で、男子１００ｍで決勝に進出している選手のイメージを思い浮かべてみて下さい。
すごいカッコいい肩をしていますよね？
あのような肩をつくることができます。
重量は、自分の体重の３分の２程の重量から始めてみて下さい。

ベンチプレスで胸を熱心に鍛えても、肩が貧弱な人もいます。
しかし、ミリタリープレスを取り入れることで、肩がしっかり発達していきます。肩が発達してくると、多少胸板が薄くても立派な上半身に見えるのです。

肩を鍛えれば、姿勢も良くなります。
肩を鍛えることにより、胸の筋肉が引き伸ばされ、胸筋がきれいな形に整っていきます。
服装の上からでも、肩のラインが分かりカッコいい体つきに変わることができます。

・フルスクワットでお尻とハムストリングスを鍛える　パワフルな脚になる

もう１つは、フルスクワットです。文字通りフルスクワットというくらいだから、お尻の位置が地面とスレスレの位置まで下ろしていきます。
そこまでしゃがみこむと、膝に負担がかかりケガをするのではないか？　と心配の声もあります。
大丈夫です。フルスクワットでの負荷かかる部分は、腰や脚に移行していくので、膝だけ負担が直にかかる心配はありません。

フルスクワットはお尻とハムストリングス（太ももの裏側）が、重点的に鍛えられます。
このお尻とハムストリングスを鍛えることで、パワフルな脚に生まれ変わることができます。
ジムに行っても、太ももを鍛えている人は多いですが、お尻とハムストリングスを軽視している人も多いのです。

鍛えている人が少ないので、少し鍛えてあげるだけで目立ちます。
体の後ろ側を鍛えると、前側の筋肉を引っ張ろうとする力が働きます。その結果、姿勢も前のめりにならずに、安定した真っすぐな姿勢になります。

・他の人と重点的に鍛える部位を　ずらすと目立つことができる

ボディビルダーやアスリートなどを除いて、それ以外に体を鍛えている人よりも目立つことができるのなら、やはり上半身なら肩。下半身ならお尻です。
自分よりも鍛えている人は、たくさんいます。上には上があるようにキリがありません。
そこで、少し視点を変えてみるだけで、体を鍛えるのに目立つことができます。
上半身なら胸より肩。下半身なら太ももよりお尻。

肩を鍛えていると、服装の上からでもがっちりした上半身に見えます。
お尻を鍛えていると、腰からお尻のラインがすごくきれいに見えます。
腰とお尻のラインがきれいだと男女問わず、注目を浴びることができます。
全体的に体が整った体つきでも、目立つことができます。
大きいよりも、きれいなバランスの取れた体つきを、目指してもいいかもしれませんね。

・お尻を鍛える　生命力あふれる人になる

お尻を鍛えていくと、同時に腰も強くなっていきます。
腰というのは、文字通り体の要（かなめ）になります。
体の要が強いということは、生命力が強いということになります。

ミリタリープレスをやるにしても、腰に負担がかかる。
フルスクワットをやるにしても、腰に負担がかかる。
腰を鍛えると、それに連動してお尻の筋肉も鍛えることになるのです。
腰とお尻がしっかり発達すると、体の中心が安定することになるのです。

体の中心が安定するということは、つまり生命力があふれるということになります。
生命力があふれると、エネルギッシュな人になり仕事にも成果が表れてきます。
体が貧相な人よりも体全体的に逞しい人の方が、一緒に仕事をしたくなりませんか？

7.走る。ダッシュする。人生がいい方向に向かう

とにかく走ってみる。できれば芝生の上を走ることオススメします。
芝生は、アスファルトや砂地、陸上競技場のタータントラックに比べて、腰や脚への負担が少なく気持ちよく走れます。

芝生の上で走ると、解放感があります。
草木などの自然が多く、小鳥や小動物などの鳴き声もあり癒され、実に気持ちの良いものです。
これだけでも充分に芝生の上で運動をする、走る価値が出てきます。

・自然の中で走る　心が前向きになる　人生の突破口が見えることもある

５～６割ぐらいのスピードで良いので走り、距離は５０～１００ｍ程で５～１０本走ってみましょう。
（※体力レベルに合わせて距離や本数を調節しましょう。）

陸上部の間では、「流し」や「ウインドスプリント」という呼び名のトレーニングメニューです。メイン練習前の、ウォーミングアップの一環として取り入れています。
１本１本の間は、呼吸が整うまで待ってから走りだしましょう。

走ることにより、気持ちが楽になります。今抱えている不安や悩みの負担を和らげることができます。
走り終わってから、周りの景色を見ながらゆっくりスタート地点に戻っていきます。
このゆっくり歩きながら、考えごとをすることで良いことが起きます。
運動をすると、気持ちがポジティブ思考になりやくなります。

ということは、考え方が前向きになり、不安や悩みの解決策が浮かぶ可能性が高くなってきます。
仮に解決できなくても、「なんとかなりそうだ」と、立ち向かう勇気も出てきます。
また、楽しいことを考えることも多くなり、それを人生や仕事に活かすこともできます。
私は、人生や仕事に行き詰った時には、芝生で走って突破口を見つけてきました。

・走ると速くなりそうな気がする。この感情が大事。人生で上手くいく秘訣

走るとポジティブ思考になる。だから走っていると、自分でも速く走れるような気がしてきます。
この「速くなりそうな気がする」これが大事なのです。
「○○な気がする」のプラス思考が大事で、物事を取り組むときに、一番重要なことかもしれません。

しかも走るのは、筋トレに比べてダイナミックな運動です。
運動をする行動範囲が広いので、考え方も大胆になります。大胆な考え方、発想が後々の人生に良い方向に向かうことがあるのです。
できる・できないはまず置いといて、自分が楽しく、ドキドキ・ワクワクすることを考えましょう。
常に楽しいことを考えている人に、人生や仕事のチャンスは巡ってくるものです。

8.ストレッチが運動よりも大事

これまで運動の大切さについて述べてきました。実は運動よりも大事なのが、ストレッチなのです。
運動前後の入念なストレッチや、普段の日常生活でのストレッチが大事なのです。
ストレッチをやらずにいきなり運動をすると、ケガの原因になります。
運動後のストレッチをやらずにいると、ひどい筋肉痛になります

・ストレッチで　あなたのライフスタイルを良くする

私自身、ストレッチは地味であまり好きな運動ではありませんでした。
競技を続けていた時期は、ケガ防止のためくらいにしか思っていませんでした。
しかし、競技を引退して運動を楽しむことにシフトした今、ストレッチの重要性がいかに大事かと確信しました。

私の知り合いに、最近どうも腰や体全体的に重く、疲れがたまっている感じがすると言っていた人がいました。
そこで、腰や疲れがたまっている部分の箇所のストレッチメニューを教えて、数週間ストレッチを実行してもらいました。

するとその人から「腰がすごく楽になった」「体が楽になった」「歩くのがすごく軽く爽快な気分」と言ってすごくテンションが上がっていました。
さらにストレッチを取り入れることで、体が楽になると共に、疲れることが少なくなってきます。
積極的に外出することもでき、仕事の生産性も上がると、聞いたことがあります。

私自身、ストレッチでそんなにも気分が変わるなんて思いもしりませんでした。
ストレッチで気分が変わる、行動が変わる。勉強になったのです。

・毎日のストレッチでココロを落ち着かせる

毎日のストレッチをすることで柔軟性が向上していきます。
柔軟性が向上することで、ケガをしにくい体をつくる、疲れにくい体をつくることが大事です。

そして、もう一つ大事なのがストレッチを行いながら、一日を振り返ることが大事だと思います。
人生や仕事を振り返ると、自分にとってこれからいい方向に、シフトできることもあります。
ストレッチをすると、体と共に頭もスッキリしてリラックスできます。
質の良い睡眠もとれることになり、明日の仕事にも活きてくるでしょう。

ストレッチを毎日やるのは大変です。今日は、胸と肩周り。明日は、背中と腰。というふうに、日によってストレッチを行う部分に変化をつけると続きやすくなります。
また、ストレッチをサボっても、「また再開すればいいや」という軽い気持ちでと取り組むことも大事です。

ストレッチは今日やったから明日には体が柔らかくなるものではありません。
しかし、毎日少しずつ続けることで確実に体の柔軟性がまし、あなたの人生観が変わることもあるのです。
ここでもう一度、ストレッチの重要性を認識すると良いですね。

9.食事は簡単に、いろいろ食べる

外で働くビジネスマンであれば、昼食はいつも外食やコンビニで済ませるという人は多いと思います。
かつての私も営業職時代に、外食やコンビニで済ませる時期もあり、偏った食生活で体調を崩すことも多々ありました。
さらに仕事が忙しいと、昼食と夕食も外食やコンビニで、済ませるようになってしまうことも多いのではないでしょうか？
そんなビジネスマンのあなたでも、外食続きでも健康を維持できる方法を、お伝えします。

・外食は定食型を選ぶ　コンビニを選ぶならお弁当と一品追加

個人店で経営されている定食屋さんで、ご飯を食べましょう。
素朴な感じの定食屋さんだと、品数が多く栄養価の高い食事がとれると思います。また、毎回同じものを注文せずに、違うメニューもいろいろ食べることが大事です。
そして、外食は油の量が多いので、洋食や中華よりも和食を選ぶことです。和食であれば、そこまで油を使う料理が少ないためです。

コンビニでお弁当を購入するのなら、幕の内弁当を選びましょう。幕の内弁当であれば、ご飯、焼き魚、ひじきの煮つけ、野菜が取れます。さらにもう一品、サラダを買い足すと栄養価が高くなります。
また、コンビニでお弁当を買うよりも、スーパーで刺身を買う方が健康的です。ご飯と刺身だと、ビタミンが不足するのでサラダも買い足すことをオススメします。

10.運動をする環境をつくる／自分をコントロールできる

ここまで運動について話してきました。筋トレ、走る、ストレッチ、食事についてたくさんお伝えしましたが、忙しいビジネスマンのみなさんが、果たして運動をする時間があるのか？

それは、時間は自分でつくるものです。

どんなに忙しい人でも、家に帰るとテレビを見る、またはネットサーフィンをするでしょう？
その時間を筋トレや走るのに時間を使うのです。
スマホを見ている時間をストレッチに回せば良いのです。