男性は女性よりも柔軟性が低いことを知る

2018.09.22 (土)


一般的に男性は女性よりも体の柔軟性が低いと言われています。
ストレッチ関連の書籍を見ても、女性が開脚ストレッチで、脚を180度開くことができます。
そこまでいかなくても、かなりの割合で女性の方が、開脚する角度が広いはずです。
なぜ女性の方が開脚する角度が広い理由は、骨盤の構造による違いです。

 
 

女性の骨盤は横幅が広く、男性の骨盤は細長い形状をしています。
そして股関節の構造も異なり、男性の方が脚の骨と股関節がしっかりはまっており、それに比べて女性の方は、男性よりも緩くなっています。(その分女性の方が可動域の自由度が大きい)
※(女性は大腿骨の骨頭の受け皿である関節窩が男性に比べて浅く、いわゆるソケットと呼ばれる股関節の「はまり」がもともと緩い状態)
この形状の違いは、女性が妊娠、出産の役割を担っていることから生じます。

 
 

さらには、女性の関節の柔軟性にはホルモンも関係しており、腱や靭帯などの結合組織形成するコラーゲンを柔らかくする働きもあります。
妊娠から出産に関わるメカニズムであり、コラーゲンの柔軟性を高めることでスムーズに出産が促されるます。

 
 

ここで男性は、女性にくらべて柔軟性が低いことを知って落ち込むよりも、自分でできる範囲で柔軟性を高めることも大事になってきます。
また、男性の方が関節などの可動域が女性に比べて狭い分、安定しているというメリットもあり発揮する力が大きいのです。
柔軟性を高めると共に、筋力や筋肉を鍛え男らしいカッコいい体をつくっていきましょう。

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