ストレッチをする理由

2019.08.25 (日)


ストレッチをする理由は、たくさんあります。
気持ちよく筋肉や腱を伸ばして、体の声を聞いてみましょう。
ストレッチを継続していくと、不調は改善し、体ほんらいの機能が蘇ってきます。

 
 

反動をつけて行うストレッチにも意味がある

 

ストレッチと聞いて、イメージするのはどんなことでしょうか?

 

地面に腰を下ろし、脚の筋肉をゆっくり伸ばすまたは腰周りの筋肉を伸ばしていくイメージをするのではないでしょうか。
このストレッチは静的ストレッチと言い、安全で筋肉に負担をかけずにストレッチを行うことができます。

 
 

しかし、日常生活やスポーツの動きを考えた場合、動きを止めた状態で柔軟性を発揮する機会はほとんどありません。
かけっこや他のスポーツで見ると、大きく複雑に筋肉や関節を動かして動作を行っています。そこで反動をつけて行うストレッチが有効になってきます。

 
 

反動をつけて行う動的ストレッチは、あなたも体験したことがある学校の体育の授業で習ったラジオ体操なのです。
腕や脚そして腰周りなど、反動をつけてダイナミックな動作でストレッチをしています。
ラジオ体操をしっかり行えば、真冬でも体がしっかり温まってきます。

 
 

私の主催している「オトナかけっこ教室」でも、軽くジョッグの後に体操を取り入れて、筋肉や関節の柔軟性を向上させてから、スキップやステップ運動でさらに、筋肉や関節の柔軟性アップをはかります。
そして、スキップを終えてからその延長で50m程走ります。
ウォーミングアップで少し息が切れる、「少しきついかな」と体感的に感じるところで、休憩を兼ねて静的なストレッチに移ります。

 
 

静的ストレッチは、筋肉に負担をかけずに安全に行えるメリットもあるのですが、地面に腰を下ろして行うのでリラックスしすぎるところがあります。
そうすると、運動をするモチベーション低下につながる原因にもつながるのです。
学生時代の部活で、すぐにストレッチを開始して「あ~今日も部活面倒だな」「今日は練習したくないな」など感じた経験があるのではないでしょうか?

 
 

そこからモチベーションを上げるのには、相当きついはずです。
そうならないため静的ストレッチの前に、動的ストレッチや少し息が上がるトレーニングを入れて、休憩を兼ねて静的ストレッチを行うと、その後の運動も移行しやすくなります。

 
 

運動を継続しているが、「今一つモチベーションが上がらないな」と感じているなら、この機会に一度ウォーミングアップの見直しや動的ストレッチを取り入れてみましょう。

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