ストレッチをやる意味

2017.10.21 (土)


運動のウォーミングアップの一貫として取り入れているストレッチ。あなたは、このストレッチをどのように考えて行っていますか? 
運動をやり始めたばかりの頃は、一つ一つのストレッチ種目の筋肉に意識しながら、筋肉を伸ばしていたと思います。

 
 

しかし、時が経つにつれ、ストレッチにも慣れて無意識に筋肉を伸ばしている。筋肉を伸ばしいることには変わらないが、あまり筋肉の状態に目を向けなくなる。そういう状況になるとどうなるか。について話していきます。

 
 

・筋肉と向きあって体のコンディションを知ることが大事

「ストレッチをする理由は、ケガをしないため」と、ほとんどの方が理解しています。ストレッチをする時も、そう思いながらストレッチをしているでしょう。
けれども、本当にそれだけでいいのでしょうか?

 
 

筋肉の状態を知ることが大事です。例えば、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)の状態がいつもより若干ことなる。伸ばした時に、痛みはないがハリがある。伸ばし時に太ももが少し痛む。
このような場合、ストレッチ後の練習量を自分で調節することが大事です。無理して普段と同じような練習量で動くとケガをしてしまう可能性が高いのです。

 
 

陸上短距離の場合でも、脚に違和感があった場合、練習量を減らす。もしくはスピードを普段よりも抑えて走る。疾走中に少しでも違和感や痛みがあった場合は、走るのをやめることが懸命です。違和感を無視して走り続けてしまうと、大ケガをしてしまう恐れがあります。

 
 

陸上短距離選手によく起きるケガの一つに、太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)の肉離れがあります。走っている時に、急に筋断裂が起きてしまい、走ることができない程の痛みを伴います。

 
 

ケガをしてしまうと、練習を中断しなくてはいけません。そうなると、運動に対するモチベーションが低下してしまいます。本気で競技を行っているアスリートさえ、ケガをするとモチベーションが低下して、競技を続けることを迷う選手もいるくらいケガは、厄介なものです。

 
 

そうならないためには、日ごろのストレッチで筋肉の状態を自分自身で確認する。少しでも違和感や痛みがあれば、練習量を控えるか中止をする。ケガの心配を意識して運動に取り組むだけでも、変わってきます。また、いつも以上に入念なストレッチやケアを心がけるようにして、ケガ防止をしていきましょう。

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