一生懸命を楽しむ
昨日、都内であるセミナーを受講しました。セミナーのタイトルは、「テニスで心を強くする5つの思考法」。スポーツ心理学をベースにした「テニス脳」を身につけることで、自分のビジネスに役立てることができるセミナーです。
「今度のプレゼンどうしよう」「営業成績があがらない」「上司や先輩とのやり取りが嫌だな」「もう疲れた」…。
多くの人はこのような感情を持ちながら、日々生活をしています。
仕事で抱えるストレス・プレッシャー・不安の中でもあなたの力を存分に発揮し、社会や職場で活躍ができる「心のつくり方」を今回のセミナーで教わりました。
セミナーは、講義とワーク式を取り入れた形式で進んでいきました。内容は、タイトルのテニスで心を強くする5つの思考法をもとに、最初はセミナーの先生の自己紹介から始まりました。
今回のテーマにも関わる「自信がない」「不安」「緊張」このキーワードを交え、先生の過去のエピソードを語っておられました。過去のエピソードを聞いているうちに、「これまで何をしてきたのか」「なぜこのセミナーで私たちに伝えたいのか」という想いが伝わり、共感が持てました。
一つ取り上げさせて頂きますと、小学生時代から「人前に出たくない」「自信がなかった」それを大人になってからも引きずっていた。この部分が私も経験があり、同じような想いをしている方は、たくさんいらっしゃると思います。「過去の自分と同じ悩みを持つ」先生の話しに共感がもて、その後セミナーも集中して受けることができました。
ここでは、あまり詳しくセミナーの内容を公開することはできませんが、先生の承諾を得て一つだけご紹介させて頂きます。
「一生懸命を楽しむ」私の心の琴線に触れたフレーズです。
大人になると結果や出来事しか楽しめない。具体的には、ダイエットでパーソナルトレーナーをつける。そして、トレーニングを重ね目標に達せなかった。または、映画館で映画を見たけれど、自分が思っていた展開や驚きがなかった。だいたいの人たちは、「損した。つまんない。」と思う。自分の満足がいかないとダメだと決めつけてしまう。
しかし、子どもはそうじゃない。今現在を楽しむ。公園でみんなと楽しむ。走り回る。ブランコや滑り台で遊ぶ。今を楽しんでいる。以前、私は甥っ子や姪っ子と遊園地に行ったことがありますが、私は、乗り物をいくつか乗り、「これは楽しいあれは物足りない」など、結果にこだわっていました。しかし、甥っ子たちは、遊園地に行かなくてもありそうな遊具で楽しく遊び回っていました。今を楽しんでいる。全力で楽しんでいる。まさに「一生懸命を楽しむ」でした。
セミナーの先生は元テニスプレーヤーです。アスリートだけあり、過去の選手経験を交えながらの講義は、すごく説得力があるものでした。自分のパフォーマンス高める心得を身につけておられました。
他にもたくさんの気づきや勉強になることがありました。セミナーを受講して理解したことはもちろんですが、「自分でもできる」と思えたことが今回の収穫でした。私が思うセミナーは、もちろんノウハウやスキルを習得することも大事ですが、受講生が「自分でもできる」「よし、やってみよう」と思わせるセミナーが大事だと考えています。今回はまさにその通りでした。
私の「オトナかけっこ教室」でも、かけっこが速くなることはもちろんですが、今かけっこを楽しむ。運動を楽しむ。そこの部分を大事にしていきたいと、改めて気づきがあったセミナーでした。
関連する投稿
現在の記事: 一生懸命を楽しむ