最初は気楽に運動を始める

2019.11.27 (水)


人は、現状の生活習慣や考え方に変化をもたらす「新しい挑戦」に対して、すごく違和感を感じるものです。むしろ「新しい挑戦」を拒否するくらいです。
ほとんどの人が、「面倒だな」「失敗したらどうしよう」「一歩踏み出せない」と思ってしまいます。
一歩踏み出すために、すごくエネルギーを要します。

 
 

陸上の短距離走100mの場合でも、スタートダッシュが一番エネルギーを要すると言われています。それくらい、始めの一歩動き出しはエネルギーを要するのです。
100mも走り出して、10m20mそして50m60mと距離を伸ばしていくと、いったん動き出すとスムーズに加速してくれます。
これは、運動や他のものごとも同じで、動き出すと後は、あまりエネルギーを使わずに、滑らかに物事が進んでいきます。

 
 

そこで筋トレを例に取ると、目の前のステップを一歩踏み出すために、簡単に始められる方法をお伝えします。
何度も繰り返している部分がありますが、それだけ大事であり、また今日初めてこのコラムを読んで頂けるあなたにもお伝えしたいからです。

 
 

①運動を始めようと心で思う
②何度も心で思う。何日、何ヶ月かかってもよい
③自宅で軽く筋トレをする。1種目だけでもよい
④筋トレ5分だけ。次は10分だけ
⑤途中でやめてもよい。期間が空いてもよい
⑥また①と②を繰り返してもよい
⑦そして③~⑤を繰り返す。①と②。①から⑤を何度も繰り返す

 
 

どうでしょうか? 上記のような例だったら、「あ、なんか筋トレできるかも?」もしくは、「ランニング始められるかも?」。そんな気がしませんか?

 
 

何を隠そう、私自身が①から⑤を何度も繰り返して今に至ります。
それでも好きな陸上競技に携わり、からこれ25年以上が経とうとしています。

 
 

筋トレに限らず、他のスポーツを行うにしても、最初そして継続しても、三日坊主を受け入れる。やらない期間が長く空いても受け入れる。また再開すればいいやくらいに思って始めることが、最終的には長く継続できるのです。

 
 

そもそも人は、365日、ずっとやる気モードやモチベーションが高いことはありません。むしろやる気が起きない方が多いくらいです。
でも、それでいいのです。やる気が起きない。でも、運動をとりあえずやろう。これくらいの気楽で取り組むことも大事です。

 
 

気楽に「さあ、運動やるかな」くらいから始めましょう。そして、その瞬間を逃さないことです。そして、完全にやる気をなくす前に、自分なりの復活方法なども考えながら運動に取り組むと良いでしょう。
運動に限らず物事を「スタートする」「継続する」「再開する」には、少し雑な考え方でもいいのです。

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