本音で生きると運動は続けやすい

2019.11.28 (木)


このコラムを読んでいるあなたは、「運動を継続している」もしくは「これから運動を始めよう」「まだ始めていないが、運動に興味がある」と思っているのではないでしょうか?
では、大人になってから運動に挑戦する動機はなんでしょうか?

 
 

・「体をしぼり細マッチョ・スリムな体になりたい」
・「メリハリのあるボディになりたい」
・「健康診断で運動をするように言われた」
・「トレーニング雑誌で、メタボ予備軍・生活習慣病の予防で運動を促された」
・「体の不調が出て、ストレッチなどをやるべきだ。トレーニング雑誌などで刺激を受ける」

 
 

多分、上記のような例は、「運動に興味がある」「運動を意識したことがある」あなたにとって、トレーニング雑誌や本から聞いたことがあるフレーズだと思います。
どうでしょうか? 本当に心の底から「運動がしたい」と思えるでしょうか?

 
 

それよりも

 

・「周囲から、すごい・カッコいいと言われたい」
・「異性にモテたいから、筋トレをはじめた」
・「○○さんに振り向いてほしいから、運動を始めた」
・「学生時代に、○○の部活を途中で辞めた。だから後悔している。これから再開して、
 過去を払拭したい」
・「学生時代、運動が苦手だった。運動から遠ざかっていた。本当は、やりたかった。
 後悔している。だから大人になってもう一度挑戦する」

 
 

これらの例の方が、本音を語っている気がしませんか? 自分らしくありませんか?
こっちの方が、心が動いて運動をやる気になりませんか?

 

何もわざわざ相手に本音を話さなくてもいいのです。心の中でそっとしまいながら、闘志を燃やしながら運動をやり続けるのです。
全ての人に共通することの1つに、人の本音は、自分自身のことに一番興味があるということです。

 
 

最初に運動をするきっかけは、あなたが周囲からどう見られているかを気にするくらいからでもいいのです。ひたすら自分のために運動を始めてもいいのです。
運動や他の物事も言えることですが、それにのめり込んでいく姿はやがて周囲から魅力ある人に見えていきます。

 
 

周囲から、「輝いているね」「自分の好きなことに没頭して羨ましい」。と言われてから、心の矢印を相手に向けて、相手に何かできることはないか考えることにシフトしてもいいと思います。
例えば、運動のやり方や知識を教える。運動のつまずきポイントやモチベーションの維持など。

 
 

最初は、相手に「すごい」や「運動を途中で辞めた」など、一見周りからあまり評価されにくい動機でも、それをパワーに変えて運動を続けることが大切です。
なぜなら、結果的に相手に教えることで、「自分が変わる」そして「相手も幸せにできる」からです。

 
 

人によって湧き上がる動機はそれぞれです。
だからこそ、あなたの心にズシリと響く「どうしてもこうなりたい」「運動を始めて周囲にこう思われたい」という本音で生きることが大切です。

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