「走る」は、「超健康体」をつくれる

2019.04.15 (月)


「走る運動は全身運動である」と、このコラムで何度もお伝えしていますが、今回のテーマでもある「走る」は、「超健康体」をつくれるについてお伝えしていきます。
私が陸上競技の短距離を専門として現役で15年以上、そして今も楽しむ程度ではありますが、陸上競技の短距離を続けて、かれこれ25年になります。

 
 

その経験と体験を通して、私の独断と偏見ではありますが、短距離走いわゆるスプリンターの体は、他のスポーツに比べてシンメトリーが整った体をしていると思います。
(※シンメトリーとは、左右対称で整っている。つり合いが取れている。)

 
 

「男女が異性に好感を持つとき、無意識レベルでシンメトリー(左右対称)が整った相手に惹かれる」
「これはシンメトリーが高い容姿をした異性は、そうではない異性に比べて、より健康でより良い自分のDNAを残してくれる可能性が高いということを本能レベルで選別している」
と、本書で学びました。

 
 

それに加えて私は、割れた腹筋、丸みのある肩や胸、お尻と足首が引き締まった脚を持つ体に本能的に魅力を感じます。
具体的に言うと、オリンピックや世界陸上の100m走に出場する選手を想像してください。特に100mの決勝に進出するアフリカ系の出身の選手たちは、胸・肩・お尻がすごく発達しており、腕と脚の末端に向かって細くなっています。

 
 

テレビなどでご覧になったことがあると思いますが、彼らの筋肉はたくましく、その上ただ大きい筋肉だけでなく、しなやかな筋肉です。つくべきところにしっかりと筋肉がついており、周りから見るとカッコいいと感じる体です。

 
 

もちろん、世界で活躍するトップスプリンター並みの筋肉を手に入れるのには、相当な鍛錬と時間がかかります。
私やあなたはそこを目指してはいないと思いますが、短距離のトレーニング、いわゆる「かけっこ」のトレーニングを積んでいくと、トップスプリンターのようなシンメトリーが取れた体を手に入れることができるのです。(サイズは小さいですが)

 
 

そしてもっとも注目したいのが、背中とお尻です。
トップスプリンターを始め、スプリンターは、背中からお尻にかけてのラインがすごくきれいです。
きれいだけでなく、しっかりと筋肉が発達し柔軟性があるのです。

 
 

さらに、背骨と骨盤の機能も優れており、この2つがしっかり機能することが大事なのです。
この機能が低下していると、疲れやすく行動も消極的になりやすいのです。
年齢を問わず、元気で行動的な人は前向きであり、この人たちに共通するのは、「背骨と骨盤の動きが良い」ということが上げられます。

 
 

私の主催する「オトナかけっこ教室」では、背骨や骨盤、肩甲骨周辺や股関節周辺の筋肉の柔軟性と可動域向上に役立つエクササイズを取り入れています。
速く走ることはもちろんのこと、日常生活などでも疲れにくい体を手に入れることにも力を入れています。

 
 

まとめますと、「走ってシンメトリーがある体を手に入れる」、「シンメトリーが整った体は異性を惹きつける」「背骨と骨盤の機能向上が、前向きになり人生が好転する」。
このように、走ることは肉体的・精神的に健康になるのです。
速く走れることはもちろんのこと、こういう見方でランニングから始めてみてはどうでしょうか?

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