体の後ろを鍛えると、仕事のチャンスが来る
「命あるものは、重力に逆らう力が強ければ強いほど、生命力が強い」
と、以前ビジネス書(コンディショニング関連)に書いていました。
重力に逆らって筋肉を鍛え続けることが、生命力を高く保ち、元気はつらつとして日々過ごすことができるのです。
走るトレーニングで重力に逆らう、より体に負荷をかけることができるのが、坂道トレーニングになります。
あなたは、坂道トレーニングをしたことがありますか?
坂道トレーニングは、辛いイメージがあるかもしれません。しかし、全力で走らなくても6~7割ぐらいのスピードで走っても、充分効果が期待できるトレーニングです。
前回でのコラムでお伝えした通り、走るトレーニングは全身運動であり、坂道トレーニングは、平坦な道で走るよりもお尻を効果的に鍛えることができます。お尻を鍛える共に、腰や背中周辺の筋肉も鍛えられていきます。
背中から腰そしてお尻としっかり鍛えられていると、相手から見て後ろ姿は、逞しく見え惚れ惚れするような背中をつくることができます。
社会人のあなたなら、後ろ姿を鍛えることで仕事が有利に働く可能性があります。
相手から「逞しく見える」「自信があるように見える」そのように映ると、あなたに新しい仕事のチャンスが回ってくるからです。
実際に私も体を鍛えていたおかげで、リーダーに抜擢されたこともありました。
私よりも仕事ができる同僚がいました。しかし、その同僚がリーダーに抜擢されずに私が選ばれました。
数か月後に私を選んでくれた上司に聞いてみました。「なぜ、私を選んだのですか?」
上司は、「櫻井に任せた方が上手くいきそうだ」「自信があるような顔つきをしていた」「だから選んだ」とおっしゃっていました。
体を鍛えると自分に自信が持てると言いました。やはり相手から自信があるような顔つき見えるようになり選ばれるようになったのです。
リーダーになれば、今までより一段上のステージでの仕事になります。そのチャンスを獲得する力が大切です。
もちろん仕事の成果や実力、その人の人柄も大事です。
しかし、同じ実力同士なら、体を鍛えている方が選ばれやすいことも一理あることを覚えて損はないです。
重複しますが、一流と呼ばれる成功者や将来伸びしろがありそうな人は、逞しい後ろ姿「背中」をしているのです。
背中を鍛えることはもちろんのこと、「走る」「筋トレをする」など体を鍛えることで、「人としての能力の高さ」が表れます。
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