「言葉にする」だけで、人は変わり始める

2019.05.09 (木)


あなたは今30代、それとも40代以降でしょうか?

 

若い頃はスマートだったのに、30代から徐々にお腹周りに脂肪がついてきます。特に運動経験がない人ほど顕著にその傾向が表れてきます。
30代のあなたはまだそんなに気にしないと思いますが、40代以降のあなたなら、健康診断で、血糖値や高脂血症などの数値が基準以上と指摘されることがあります。

 
 

そんなあなたは心の中で一瞬、「ご飯の量を減らそうかな」「ご飯の栄養バランスを見直さないといけないな」と思うのではないでしょうか。
それをきっかけに、食事の改善をしていけばいいのですが、実際のところは暴飲暴食を続け、今の良くない食事のまま、日常生活を送っているのも現状だと思います。

 
 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

それは、食事量を減らすことよりも、運動量を増やすことを優先するのです。
運動習慣がある人は、抵抗もなく今行っている運動、例えばランニングや筋トレ、他のスポーツをそのまま引き続き行えば大丈夫です。
しかし、運動から遠ざかっているあなたは、「日常に運動を取り入れる」ことも、実はきついなと感じるはずです。

 
 

人は、現状維持を好む傾向があります。そもそも「よし、頑張ろう」と思うことも中々思えないでしょう。どこかひと事だと思い、自分事だと思えなのです。
人は本気で切羽詰まらないと動けないからです。
それは、私自身もよくわかります。

 
 

まずは、一気に変わることよりも少しずつ変化することが大事です。
「運動を取り入れてみるかな」と、心の中で思うだけでも充分です。それを心の中で思うことができたのなら、次は、「日常生活の中で運動を取り入れてみるかな」と、思ってみましょう。
ここまでクリアできたら、運動に対する見方が変わってきます。

 
 

簡単に日常生活の中で、取り入れることができる運動としては、階段の上がり下りをすることから始めましょう。
どうでしょうか? 普段、運動から遠ざかっているあなたなら、階段を使わずにエレベーターやエスカレーターを使用していたのではないでしょうか?

 
 

1日のうちに、階段を使うことは多いはずです。その時に、「自分で上る下る」を行うだけでも運動になります。階段は、お尻の筋肉・太もも・太ももの裏側の筋肉などを使います。
半年・1年・2年と、エレベーターやエスカレーターを使わずに、階段を使用するだけで、相当な運動量になります。
そう考えると、ちょっとは「まずは、階段から始めてみようかな」と思えてきませんか?

 
 

日常生活の中で、階段で移動することができたのなら、そこから「運動を再開してもいいかな」と思うことができるはずです。
一度、だまされたと思って実行してみてください。
まずは、心の中で思うことが大事です。心の中で、「言葉にする」ことから始めるのです。
「運動を再開する」もしくは、「運動を再開してみる」と思うことが大事です。

 
 

「言葉にする」と、自然とその言葉通りに心の変化が起こります。さらには、行動に移そうとします。「言葉にする」ことは、始まりのきっかけになります。
「言葉にする」をきっかけに、運動を再開してはいかがでしょうか。

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