自分が思っているよりも、人は頑張れる

2018.08.25 (土)


トレーニング中に、自分はもっとやれるのに自分の思い込みで、「この辺が限界だ」あるいは筋トレであと1セットできるのに「このセットで終了する」など制限する人がいます。
特に、運動初心者の方に見受けられる傾向があります。
本当は、もう少しできるのに「自分はこのくらいしかできない」と諦めてしまうこともあるのです。
逆に無理をしすぎて、ケガにつながることもあるので、見極めが肝心です。

 
 

その見極め方ですが、例えば筋トレで後1セット頑張る時に、感覚で「もう1セットできるな。辛いけど、無理じゃない」と思えるなら実行に移すべきです。
逆に、「痛みがある。何かしら違和感がある。」などの不安要素がある場合は、中止するべきだと思います。

 
 

トレーニング経験が長い人たちは、その辺の見極めが上手なので、トレーニングのモチベーション維持にもつながっています。
ただ、無理をする人たちも多いのが事実で、そこで中止しておけば、ケガをせずに済んだという人たちも後を絶たないことも多いのです。

 
 

もう1つ、もう少し頑張ろうと思えるには、「苦しいことを楽しいこと」とくっつけて考えることも大事です。
例えば、筋トレで「今日はいつもより追い込む。終わった後、好きな食事をする」ランニングで「今週はトータル○○km走切る。目標達成後は、新しいランニングシューズを購入する」など、トレーニング後の楽しいことをくっつけてあげると、自分が思っているよりも頑張れることができます。

 
 

自分の体の成長を実感することも、「もう少し頑張れる」ことにつながります。
筋トレで鍛えあげた体をチェックする「大胸筋が以前より発達したな。お尻の筋肉が発達して、お尻が上に向き、脚が長く見えるようになった」。
ランニングで、「前回より、〇kmが〇分短縮した。以前より疲れなくなった」。
このように自分の体の成長を実感することで、トレーニングを少しずつレベルアップできるのです。
トレーニングを頑張ることができれば、自ずと仕事や他のことでも頑張ることができます。

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