学校体育が嫌いになった理由
あなたは、中学や高校時代の体育の授業はどうでしたか?
楽しかったですか? それともあまり楽しくない、いい思い出がないですか?
ここで、私の中学と高校時代の、体育の授業についてお伝えします。
中学校時代の体育の授業は、1年から3年まで楽しく授業を受けることができました。
なぜなら、体育の先生が、授業を楽しんで授業をしていたからです。
授業を開始して、先生の顔をよ~く見ると、笑顔があったからです。
そして、こちらから話しかけやすい雰囲気をつくってもらい親しみやすかったのです。
一方で高校時代は、体育の授業があまり好きではありませんでした。
部活に力を入れている学校でもあり、とにかく体育の先生が厳しい人たちが多かったのです。
そして、何より話しかけづらい先生も多く、準備運動から整列まできちっとしており、最初から最後まで監視されているような、そんな気分で授業を受けていたのであまり楽しくありませんでした。
このコラムをお読みになってあなたも、過去に私と同じような経験をされたのではないでしょうか?
そして、それが原因で「学校の体育が嫌いになった」「運動自体が嫌いになった」ことはありませんか?
これは何も学校の体育に限ったばかりではありません。
部活でも言えることです。
「本当は○○のスポーツが好きだったが、指導者や先輩が厳しく、または規則が厳しくて嫌になった」
「本当は○○のスポーツが好きだったが、挫折してその○○のスポーツが嫌いになった」
「体育の授業の内容やスポーツが嫌いというよりも、先生や先輩との関係が合わないことや規則が厳しすぎて嫌いになってしまったことが大きな理由だった」。
そして今、振り返ると挫折や後悔していることをたまに思い出すことがあるのではないでしょうか?
しかし、私は思います。
挫折の経験を早いうちにしておくと、「人の痛み」が想像できるようになります。
なぜなら、自分が上手くいかなかったことの方が多いくらいで、相手の失敗やできないことに対して寛容になります。
仕事やスポーツに関しても、挫折続きで何とか乗り越えて来た人の方が、相手ができない気持ちを理解することができるのです。
「ここができない・難しい」と言う、つまずきのポイントを数多く知っているのも、挫折経験者の強みです。
そのポイントを乗り越えるために、試行錯誤しながら壁を乗り越えて来たのです。
そして、以前にもお伝えしましたが、人は青春時代に満たされなかったものを、いつまでも追い続ける生き物だと私は思います。
「本当は○○のスポーツを続けたかった」と、心残りがあるなら、今からでもそのスポーツを再開してみませんか?
「いきなり○○のスポーツを再開するのには抵抗がある」。
それなら、まずは自分1人で、できる範囲で始めてはどうでしょうか?
体操から始める
ストレッチから始める
筋トレから始める
ランニングから始める
どうでしょうか?
「少しは、運動を再開してみようかな」と、心が動きましたか?
1人で運動を再開して仲間と運動をしたくなったのなら、○○のスポーツを再開しても良いでしょう。
さらには「オトナかけっこ教室」で走っても良いでしょう。
こうやって少しずつでも良いので、青春時代の心残りを埋めていきませんか?
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