運動音痴。大人になってから改善できる

2019.07.15 (月)


あなたは運動神経と言うものは、「生まれつきの才能」「遺伝で決まる」など、思っていませんか?

 

親が走るのが遅かった。だから自分も遅い。
親が運動音痴だから、自分も運動音痴だ。

 

何となく頭の隅で、「運動能力が低い」と感じているのを、「生まれつきの才能」「遺伝で決まる」と、決めつけていないでしょうか?

 
 

 

1. 速く走れる体に、インプットし直す

 

たしかに、オリンピックに出場するようなアスリートなどは、生まれつきの才能があったのかもしれません。
陸上競技の100mでオリンピックや世界陸上の決勝に進出し、金メダルを取る・世界記録を更新するような選手は、素質・才能があり、筋肉のやわらかさや反射神経が、他の人よりも遺伝的に優れているのでしょう。

 
 

ここでは、一流選手のような才能がある人たちのことよりも、世間一般で、「運動能力が高い・かけっこ速い」くらいのレベルまで引き上げることは、大人になった今でも可能だと私は考えています。

 
 

身長・体重・筋肉・骨格のつき方などは、ある程度、親から子どもへ遺伝するでしょう
そこでかけっこが遅い親から子へ引継いた場合、「速く走るための動き」が備わっていないだけなのです。
言い換えれば、「速く走るための動き」にインプットし直せばいいだけなのです。

 
 

そもそも子ども時代から、「足が速い」「かけっこが速い」子たちは、「速く走るための動き」があらかじめ備わっていただけなのです。
それを、大人になった今インプットし直せば、速く走れるようになるのです。

 
 

速く走れるためには、

 

走ることも大事。
筋力強化も大事。
スプリントドリルやミニハードルトレーニングなどの基礎ドリルも大事。
走るフォームを習得(速く走れるフォーム)することも大事。

 
 

それよりも、「腕と脚がスムーズに連動する」トレーニングを徹底することの方が大事です。
「オトナかけっこ教室」で行っているコアドリルが、「腕と脚がスムーズに連動する」動きつくりです。

 
 

このコアドリルを毎日コツコツと実践していくと、劇的に速く走れるようになります。
もちろんトップスプリンターなどが、さらに速くなるためには、他のトレーニングなどをしないといけないのは事実です。
しかし、楽しくかけっこを速くなるためには、コアドリルをコツコツと実践していく方が、結果的に速く走ることにつながるのです。

 
 

そして、一般的に言われる「運動音痴」や「運動神経がない」とは、生まれつき運動能力がないということではなく、

 

今まで、運動をする経験が少なかった。
今まで、できないと思い込んでやらなかった。
今まで、「かけっこが遅いから、もう速くならない」と思ってやらなかった。

 
 

これを機に、考えかたを変えてみませんか?

 

前回のコラムでもお伝えした、ポジティブ思考・前向きな気持ちで、運動と向き合う・かけっこと向き合うようにしていくと、「自分でも運動能力が向上していく」「かけっこが速くなっていく」と、自分を信じていけるようになります。

 
 

2. 運動音痴。未来を良くすると乗り越える

 

私は思います。
子ども時代に、「運動音痴・運動神経がない・かけっこが遅い」子がいたのは、ただ体の使い方・考え方をじょうずに伝える人が少なかったからだと思うのです。

 
 

そして、「子ども時代・学生時代いわゆる青春時代の運動経験がつまらない」と思う人生じゃちょっと寂しいものがあります。
そこで私は、未来を良くすると過去が変わると思っています。
これから、運動を再開する「筋トレをする」「ランニングをする」「かけっこをする」「○○のスポーツをする」何でも良いです。

 
 

大人になった今、少しでも「昔の自分を超えてみようかな」と思えたなら、やるべきです。
しかし、人は頭で納得しても体が動かない・行動しようと思わないものです。
運動や他のスポーツそして「オトナかけっこ」を、実践しようと思っても、「やっぱり面倒だな」「やりたいけど、一歩が出ない」と思うことの方が多いくらいです。
でも私は、最初はそれでもいいと思っています。

 
 

あなたこのコラムを、今日初めて読みましたか?
それとも、1ヶ月前・半年前からでしょうか?
もっと前、2年前から読んでいるでしょうか?

 
 

時々このコラムを読む。毎日コラムを読む。あなたのペースによって違うと思いますが、コラムを読んだことで、

 
 

「運動をしよう」と意識する。
「筋トレをしよう」と意識する。
「ランニングをしよう」と意識する。
「○○のスポーツを再開しよう」と意識する。
「オトナかけっこを始めてみようかな」と意識する。

 
 

「運動をする」行動よりも、「運動をしよう」と思える気持ちが、私は大事だと思っています。
その気持ちを、何日・何か月と繰り返していくと、自然に行動に変わっていきます。
いつか、あなたが「運動している姿」を楽しみに待っています。

 
 

そして、自信をもって運動ができる自分・かけっこが速い自分に生まれ変わっていることを願っています。

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