トレーニングは自信を生み出す
私は日々のコラムで、度々「運動をすると自信がつく」「トレーニングを積むと自信がつく」「走って速くなると自信がつく」「筋トレをして体つきが変わると自信がつく」などお伝えしています。
一般的に「体を鍛える」ということは、筋トレをして筋肉が盛り上がったボディビルダーのような体を連想する人もいるのではないでしょうか?
まるで丸太のような腕と巨大な胸の筋肉がついた体が、「本当に自分のなりたい体なのか?」と言われると、違う気もしてきます。
たしかに大きくて迫力のある体は、インパクトがありカッコいいと思います。
特に男性のあなたなら、大きい筋肉はカッコいいとは思うのではないでしょうか。
では、本能的にカッコいいと思える体とはどんなものでしょうか?
私は、割れた腹筋、丸みのある肩や胸、お尻と足首が引き締まった脚を持つ体に本能的に魅力を感じます。
具体的に言うと、オリンピックや世界陸上の100m走に出場する選手を想像してください。特に100mの決勝に進出するアフリカ系の出身の選手たちは、胸・肩・お尻がすごく発達しており、腕と脚の末端に向かって細くなっています。
テレビなどでご覧になったことがあると思いますが、彼らの筋肉はたくましく、その上ただ大きい筋肉だけでなく、しなやかな筋肉です。つくべきところにしっかりと筋肉がついており、周りから見るとカッコいいと感じる体です。
もちろん、世界で活躍するトップスプリンター並みの筋肉を手に入れるのには、相当な鍛錬と時間がかかります。
私が主催している「オトナかけっこ教室」では、体のサイズはそこまで大きくせずに、しなやかな筋肉をつくることを目指し日々サポートをしています。
ここで言う「しなやかな筋肉」とは、筋肉に弾力があり、疲れずに動けてなおかつ柔軟性のある筋肉のことを表します。
本能的に魅力を感じる体は、いわゆる「見た目がいい体」であり、能力は見た目で決まると言っても過言ではく、トップスプリンターを見ても、スタイルが悪い成功者は滅多に存在しません。
人間及びすべての生物は、「自分の遺伝を残す」という本能が組み込まれており、「生物として優れている」「少しでも長く生き残れる」異性を魅力的だと感じるようにできています。
「見た目がいい体」をつくることで同性から、一瞬心の中で「自分よりも優れている」と感じ、あなたが優位に立つことができます。男性は、他の男性より優位に立ちたいし、カッコいい体が欲しいはずです。
その時の判断基準は、やはり「見た目」なのです。
「自分はスタイルが悪いから他の人より劣っている」と落ち込むのは待って下さい。
見た目で能力が決まるならば、その見た目を変えれば良いのです。
上半身は背中・胸・肩、下半身はお尻・股関節周辺・太ももの裏側などの大きい筋肉を中心に「トレーニングをする、体を鍛える」ことが大事になってきます。
これらの筋肉を鍛えると見た目も変わることはもちろんですが、身体能力が向上して日常生活や他のスポーツにも活かされます。
年齢を重ねていくにつれて、身体能力や外見の美しさも衰えていきますが、運動をすることで、年齢を問わず筋肉はかならず発達していきます。
「仕事で成果を上げたい」「日々の人生を充実させたい」とも考えているあなたは、体つくりから始めてみるのはいかがでしょうか。
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