糖質の見直しを考える

2018.10.12 (金)


あなたは、「糖質制限」という言葉を聞いたことはありますか?

 

ここ数年でブームになった、炭水化物抜きダイエットなどの一種である糖質制限です。雑誌やテレビでもよく取り上げられ、一度は聞いたことがある言葉だと思います。
この糖質とはどういった食べ物か、簡単におさらいすると、白米・パン・野菜・果物に含まれています。
体の主要なエネルギー源となり、素早くエネルギーに変わる食べ物です。

 
 

こういった食べ物の特徴を活かして、マラソンランナーなどのアスリートが、試合数字前から炭水化物のみ高糖質の食事に切り変えて、レースを乗り切る食事法(カーボローディング)もあります。
(※カーボローディング→スポーツなどの場面で、運動のエネルギー源となるグリコーゲンを体内に多く貯蔵することで、試合などで有利に働く。)

 
 

アスリートでなくても、健康的に生活していくためには一定量の糖質は必要ですが、その糖質を摂り過ぎている場合もあります。
そして、糖質を摂り過ぎると肥満の原因になります。
なぜ糖質を摂り過ぎると肥満になるのか?

 
 

糖質は、人間の体内に入るとブドウ糖に変わります。その後、小腸で吸収されて血管に移動し、血糖値が上昇します。
血糖値が上昇すると、今度は下げようと体が働きはじめ、そのときにインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは、ブドウ糖を細胞内に送りエネルギーとして使用する一方で、余分なブドウ糖を中性脂肪に変え、必要以上の脂肪を脂肪細胞に蓄える働きがあります。
あなたも知らず知らずのうちに糖質の多い食事をしているのではないでしょうか?

 
 

ご飯のおかわりを頻繁にする。またケーキなどの甘いデザートやお菓子類をたくさん食べている。こういった何気ない日々の食生活が肥満の原因になります。
毎日これらを節制するのは難しいので、最初は、ご飯のおかわりをしない日を1日だけに決める。それが難なくクリアできると、おかわりをしない日を週2日にする。
ケーキやお菓子を毎日食べていたのを、最初は1日だけ食べない日をつくる。難なくクリアできたら食べない週2日にする。

 
 

「我慢する」という考えよりも「たべない日をつくる」という決め方の方が、精神的にも負担が減り、長続きできます。また、運動を取り入れることで、食事の量や質も見直すことができます。
いきなり全部やろうとするのではなく、少し気にかける、少し実践してみる、ほんの少しずつ改善していくのがポイントです。

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