子ども時代に「かけっこが速くなりたかった」憧れ

2019.06.22 (土)

 

 

1. 子どもはかけっこでヒーローになれる

 

あなたは子ども時代に、かけっこが速くなりたいと思ったことはありませんか?

 

話しはちょうど、小学生時代まで遡っていきましょう。
かけっこが速いと周りから足が速いと言われます。
周りから「自分はかけっこが速いんだ!」と認められ、内心めちゃめちゃ嬉しい気分です。

 
 

体育の授業やスポーツテストで、50m走の測定の時に「はたして、自分が何秒で走れるのか?」を期待します。もちろん一番になることも期待します。
タイムでまた一番速く走った場合でも、周りから「すごいね」と評価されます。

 
 

そして、もっと頑張ろうという気にさせます。もっとみんなから「足が速い!と言われたい!」と思うようになるのです。もっとかけっこの運動が好きになり、ますます速さに磨きがかかっていきます。

 
 

また、かけっこが速いと運動会でも活躍できます。
徒競走やリレーで、周りから注目を浴びることができます。
私は、かけっこや陸上競技の走る種目で、一番魅力を感じる部分があります。
それは、かけっこでトップに踊りでるとヒーローになれるからです。

 
 

「位置について」「ヨーイ」「パーン(ピストルの音)」※(今はスタートの掛け声はオン・ユア・マーク セット)で走り出し、トップに踊り出た瞬間に、周りの視線は、一気に自分に注目がいきます。
時間にして、ほんの数秒間、ヒーローになれるのです。

 
 

観客の前でかけっこが速い自分を表現することができ、この時、「自分が速いと実感できる瞬間」です。
「自分は速い」「やればできる」と自分に自信が持てるようになり、子どもは、勉強や他の物事に対しても、自信を持ってやり遂げることができます。
仮に、勉強や他の物事がうまくいかなくても、「自分にはかけっこがある」と密かな自信で、あまり落ち込むことがありません。
かつての私自身がそうでした。

 
 

2. 何歳になっても速い・強いは憧れる

 

このコラムを読んでいる読者は、男性が多いと思います。
そこで思い出してほしいのですが、男性のあなたは子ども時代に、物心ついた頃から、「どっちが強い・すごいか」の話題で盛り上がっていませんでしたか?

 
 

「キャラクターカードをどちらがたくさん持っているか」「僕のほうが○○より力持ち・ケンカが強い」と、幼少期から日々真剣に競い合っていたはずです。
男性は自分の権力や実力を誇示したい生き物です。

 
 

これは大人になっても本質的に変わりません。男性は何歳になっても、「自分はすごい・カッコいい・イケてる」と思いたいものです。
社会人のあなたが仕事で成果を出し、「ステキ・すごい・さすが・○○先輩のようになりたい」など、周りから褒められていると、自分がイケてるように感じます。
だから仕事が面白くどんどん成果を出し続けることができるのです。

 
 

それが、「速い」にも共通する部分があるのではないかと私は思います。
子ども時代に「クラスで一番になりたかった」「学年で一番になりたかった」。
この「速い」という憧れが子ども時代にあり、そして大人になった今でも、頭のどこかで心残りであるのではないでしょうか?

 
 

学生時代の「運動会のかけっこや徒競走」「陸上競技の試合」、これらは緊張感・周囲の期待・結果へのプレッシャーを一気に感じる体験をします。
大人になると、そんな大舞台には、そうそう巡り合うことがありません。

 
 

こういう非日常体験をするからこそ、日々の日常生活も楽しく過ごすことができるのだと、私は感じています。
なぜなら、試合やイベントでの緊張感やプレッシャーを乗り越え、貴重な体験をするからこそ、日々の日常生活を幸せに感じることができるのです。

 
 

「オトナかけっこ教室」では、そういった「憧れや想いを持ったあなた」、「試合やイベントに挑戦するあなた」に、ただひたすらに全力でかけっこを走ってほしいと願っています。
子ども時代にかけっこで活躍できなかった分、大人になった今にスポットライトが当たるのはあなたです。

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