基礎を楽しむ。速く走れる

2019.07.11 (木)


今回のコラムは、かけっこのトレーニングの「基礎を楽しむと速くれる」ことについて、お伝えしていきます。

 
 

あなたは、陸上競技の基礎トレーニングを思い浮かべると、どんなイメージですか?

 

・もも上げ(などのスプリントドリル←陸上部ではそう言う)
・ミニハードルトレーニング
・ラダートレーニング

 
 

上記のようなトレーニングメニューでしょうか?
あなたが陸上部出身者なら、もう少し詳しく出てくるかもしれません。
そう、だいたいの人たちは、「もも上げ」がイメージとして強いかもしれません。

 
 

この「もも上げ」、いわゆるスプリントドリルと言いますが、「速く走れるための動き作り」なります。
陸上競技では、日常的に行っているドリルであり、速く走るために必要な神経系や筋肉の協調性を高めるトレーニングです。
体のどこを使って走るかを学習するために行うトレーニングでもあります。
 
 

さらにスプリントドリルは、スピードを高める動作につながり、トレーニングを積み重ねていくと、どんどん良い動きに変わっていきます。

 
 

このスプリントドリルは、ランニング及び短距離走はもちろんのこと、足が速くなれば他のあらゆるスポーツにも有利に働きます。
また、あなたがこのスプリントドリルをマスターすると、

 
 

相手に「走る基本の動作」を教えることができる。
あなたに子どもがいれば、「カッコいい親と見られる」ことができる。
子どもとのコミュニケーションを取ることができる。
相手に教える。人の役に立つ。そんな自分が好きになれる。

 
 

一見、スプリントドリル(基礎ドリル)は地味なように見えます。
いや他のスポーツの基礎ドリルも、地味で楽しくないように見えます。
しかし、上記のような動機で取り組むと、少しはスプリントドリルも楽しく実践できるとは思いませんか?

 
 

私は思います。「基礎ドリルがつまらない」と言うよりも、

 

「指導者に真剣な眼差しで監視されている」ような感覚で行うから楽しくない。
みんなが、黙々と取り組んでいるから楽しくない。
シーンとした雰囲気で行うから楽しくない。
どちらかというと、「ピリピリした雰囲気を感じる」から楽しくない。

 
 

どうでしょうか?
あなたが過去に、基礎練習(様々なスポーツ)このような体験をしていたのではないでしょうか?
だから、基礎練習や基礎ドリルが、つまらないと感じたのではないでしょうか?

 
 

これとは反対に、

 

指導者がいつも笑顔で、楽しい雰囲気を醸し出している。
みんなが、笑顔で時折会話をしながら基礎ドリルを実践している。
指導者やみんなが教え合い、そして聞きやすい雰囲気がある。

 
 

こういう感じの基礎ドリルだったら、楽しくできると思いませんか?

 

多少、地味だったりきつかったりしても、仲間と乗り越えることができると、私は思っています。
仕事でも言えることですが、職場の雰囲気が良いと、仕事内容が不満でもそれなりに仕事をこなす成果を上げることができるはずです。

 
 

話しは、かけっこに戻りますが、基礎ドリルを楽しく取り組むことができると、そのままの流れで、メイン練習でも楽しさを継続して行うことができます。
当然、楽しい感情があればスポーツパフォーマンスも上がり、かけっこが速く走れるようになります。
他のスポーツでも、競技成績が向上するでしょう。

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