知らない内にお腹が出る理由とは?

2018.09.29 (土)


体重と合わせて気になるのが、体脂肪ではないでしょうか?

 

体脂肪とは、体にある脂肪のすべてを指し、中性脂肪・皮下脂肪・内臓脂肪がそれにあたります。
特に男性は、「体重が変わらないのに、お腹が出てきたな」「ズボンのウエストが以前よりきつくなったな」ということもあるのではないでしょうか。
昔と比べて、そんなに食べる量は変わっていないのに、なぜこのような現象が起きるのでしょうか?

 
 

その理由の1つに、会社の飲み会や、上司・同僚の飲みの付き合いにあたります。
居酒屋に行くと、お酒と揚げ物が多く出てきます。実は、このお酒と揚げ物があまりよろしくない関係、いわゆるお腹に脂肪がたまる原因になります。
お酒を飲んで揚げ物を食べると、油の吸収率が高まり、体脂肪として蓄える準備をします。また、居酒屋のおつまみは、揚げ物や味の濃い食べ物が多く、お酒を飲むとついつい食べたくなります。
あなたにも見覚えがあるのではないでしょうか。

 
 

アルコールは、胃液の分泌量を増やし、消化を促す作用があり、炭酸ガスや苦味成分のホップは、胃壁を強く刺激するので、食欲を増進させる効果が高いのです。
そしてアルコールはリラックスする効果があるので、食欲が増してリラックス効果で油の吸収率が高まります(副交感神経が優位に働くため)。

 
 

アルコールを飲む→のどが渇く→おいしいのでまたアルコールを飲む→アルコールを飲むと食欲も増し、揚げ物などを食べすぎる。こういった悪循環に陥るのです。
アルコールを分解するのに肝臓が働き、しかも肝臓は負担が大きく、そこに油の消化まで加わると、内蔵にかかる負担は倍増するのです。
翌日に飲みすぎ食べすぎで、体の臓器が「少し痛いな。なんとなく重苦しいな」と感じることがあるはずです。

 
 

昨晩に暴飲暴食をした翌日は、胃に優しい食材を食べることを勧めます。疲れた胃を休めること、そして胃に負担をかけない食事を心がけましょう。
おかゆ・豆腐・ささみのお肉・白身魚・山芋・キャベツなど胃の負担を和らげる食事をして、特に「胃のむかつき」にはキャベツがおすすめの食材です。
傷んだ胃を修復し、正常な状態に整えてくれる「ビタミン類」を含んでいるのです。

 
 

暴飲暴食した翌日やその前の日に、適度な運動も取り入れて体のコンディションを整えることも大事になってきます。普段から運動を継続している人は、たまに暴飲暴食をしても、普段の食事がしっかりしているので、そんなに体調を崩したり、体に脂肪をため込みやすい状況になりにくいのです。

 
 

30代以降のあなたは、徐々に「ぽっこりお腹」になる可能性も出てきます。食事の見直しと、適度な運動を習慣化して、日々のコンディションを整え、充実した仕事や人生を送ってほしいと願っています。

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