中年太りになる原因

2018.09.24 (月)


あなたは、「10代や20代の昔に比べて今(30代以降)食べる量は変わらないのに、太りやすくなったな」と、感じることはないでしょうか?

 

実際に、人は年齢が上がるにつれて太りやすくなります。
理由の1つとして、「基礎代謝」と「活動代謝」の低下が挙げられます。
基礎代謝とは、1日何もせずにベットで寝ているだけでも、「呼吸をする」「心臓を動かす」「体温を保つ」などの生命を維持するために消費されるエネルギーで、主に内蔵や筋肉で消費されます。
体型や体質によって消費されるエネルギー量は変わりますが、一般の成人男性で約1500キロカロリー、女性で約1200キロカロリーとされています。

 
 

一方、活動代謝とは、日常生活や運動で消費されるエネルギーであり、「運動をする・しない」「デスクワークか・否か」など、ライフスタイルによって、消費されるエネルギー量が変わってきます。
社会人になって体を動かす職業の人たちは、デスクワーク中心の人たちよりも活動代謝が活発で太りにくい体型や体質になっています。

 
 

以前のコラムでもお伝えしておりますが、デスクワーク中心の仕事をしていると、体が一定の動作しか行わず、体幹部分(背骨・肩甲骨・股関節)の動きが悪くなり、肩こり・腰痛の引き金となり、可動域が狭くなって、活動量が減り脂肪がつきやすい体になっていくのです。
基礎代謝は、30代を境に急激に減ってきます。「急にお腹に脂肪がついたな。腰周りに脂肪がついたな」と感じるあなたは、まさに基礎代謝が20代よりも低下しているからです。

 
 

なぜ年齢が上がると太りやすくなるのか? 消費エネルギーが年々落ちているのに、摂取カロリーを変えないからです。

 

消費されるエネルギー < 摂取カロリー = 太る
消費されるエネルギー > 摂取カロリー = 痩せる

 

これらを意識するだけでも、太らないように日々過ごすことができます。
「摂取カロリーを変えるのが辛い」というあなたは、まず食事を見直す前に(本当は食生活を見直すのが良い)、筋トレを習慣化すると良いでしょう。
筋トレを習慣化して筋肉をつければ、基礎代謝量がアップします。筋肉はあるだけで脂肪がエネルギーとして使われるからです。

 
 

体の中でも大きい筋肉を鍛えると、基礎代謝量がアップします。上半身なら胸(大胸筋)・肩(三角筋)・背中(広背筋・僧帽筋)、下半身ならお尻(大殿筋)や太もも(大腿四頭筋)・太ももの裏側(ハムストリングス)。
筋肉や筋力は、40代前後から衰えて50代から急激に低下します。

 
 

筋肉や筋力が低下すれば当然、基礎代謝も低下して太りやすい体になっていきます。
そうならないためにも、早めに筋トレや他の運動(ランニングなど)を継続して、後は食生活を見直し何歳になっても若々しい体を維持していくことが大事です。

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