疲労を放置しない
あなたは10代や20代の頃に比べて、「なんだか疲れがとれないな」と感じることはありませんか?
実は30代以降、「疲れやすくなった」「スタミナが続かない」と感じるのは、体内にあるミトコンドリアが減少したからです。
ミトコンドリアは、中学時代に理科の授業で習った懐かしい言葉です。
体内にあるエネルギーの生産所であり、全身の細胞に存在します。
食事から得た糖や脂質、呼吸で得た酸素を使ってエネルギーの元をつくっています。
このエネルギーの元というのは、ATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれる物質で、人間が体を動かすエネルギーの元となり、手足を動かす・心臓の筋肉を動かす・脳を活動させるなど、あらゆる行動の原動力となっています。
このミトコンドリアの働きを弱めるものに、「脱水症状」があげられます。
12月の寒い時期は、夏に比べて水分補給が少なくなり脱水症状に陥る原因となります。
また、毎日お酒やコーヒーをたくさん飲む人も、それらに含まれる利尿作用のため、脱水症状を起こしやすくなります。
日々疲労に負けずに、若い頃のスタミナをキープするためには、ミトコンドリアの減少をいかに元気に保つことが重要になってきます。
自分でできることは、体を早く回復させることです。夜は早く寝ること。あまり夜更かしをしないようにする。
食事に関しては、糖質とタンパク質を摂るしっかり栄養補給をすることです。
さらに平日や休日のうち週1~2日は軽い運動をすることも大事です。
1人でできる、ランニングや筋トレが簡単に手軽にできます。
朝に目覚めたときに、気力や体力が充分に満ちて、日中はフルパワーで仕事に向かいたいものです。
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