運動を頑張る部分と頑張らない部分の見極め方

2016.02.21 (日)

前回は、運動を長続きさせるコツとして、運動を「適当」にやる。それをキーワードにして、運動経験が少ない方は、最初から最後まで全力で頑張ってしまい、後が続かない。逆に運動経験豊富な方は、本練習前のアップは、少し手を抜き、本練習で気合いを入れて頑張る。

さらに、本練習でも頑張りどころとそうじゃないところを見極めて上手に手を抜く。と話しました。今回は、頑張る部分とあまり頑張らなくてもいい部分の見極め方を話していきます。

 

◆楽にこなせる運動は、8割ぐらいの力で。

 

運動したての頃は、感覚的にどこを手を抜いていいのかわからないと思います。最初の3ヶ月程は、全力で取り組むべきでしょう。3ヶ月ぐらい経つと、運動にも慣れてきて、最初から最後まで運動を行う体力の加減がわかってきます。

そうすると、ウォーミングアップや本練習前の基礎練習などは、あまり気負わずこなすことができてきますし、精神的にも余裕がでてきます。

 

◆メイン練習でも全部頑張らない

 

例えば、100m×5本 インターバルトレーニングをするとします。※(インターバルトレーニングとは、一本一本の休憩を短くとって8〜9割ぐらいのスピードで走るトレーニング) 真面目な方は、一本から最後まで全力に近いスピードで走ったり、または気合いもかなり入れ込んで走ります。しかし、要領のいい方は、3〜5本目をしっかり頑張り、前の1本目と2本目は、余裕を持って走ります。

 

手を抜くところをしっかり見極めて繰り返し運動を行うと、いつの間か、5本目もしっかり頑張れるように身体もレベルアップしていきます。そしたら、また次の段階で質と量を上げていけばいいと思います。

そうすることによって、運動をこなさせる楽しさもわかり、さらに運動の強度や質も求めて頑張れると思います。

 

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