かけっこでケガしやすい箇所は?
2016.10.10 (月)
かけっこでケガしやすい箇所について話していきます。その前に長距離を走るマラソンやランナーに多いケガは、主に膝や腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)太ももの外側の筋肉に炎症が起きる痛み。膝を曲げるたびに、太ももの外側にある靭帯が引っ張られて炎症をおこす症状です。
◆ケガをする時は、長距離走よりもケガの重症度が大きい!?
では、かけっこ短距離走では主にどの部分がケガをするかと言いますと、太ももの裏側(ハムストリングス)です。この部分が多くケガをしやすいのが、かけっこ短距離走の特徴です。ハムストリングスの肉離れ。筋断裂損傷。
ケガの重症度は、軽いものから重いものまであり、重いものなら、ケガした直後から1〜2週間は松葉杖をついてじゃないと歩けないぐらいのものもありました。
実際に私が大学生時代 同じ陸上部の同級生がハムストリングスの肉離れを起こし松葉杖をついて歩いていました。私自身もハムストリングスの肉離れを4度起こしています。
やっかいなのは、このハムストリングスの肉離れは、一度ケガをすると再発する恐れがあるのです。完治しては、また再発するの繰り返しになる人も多く、これが原因で現役を引退する選手も多くいました。
次回では、ハムストリングスをケガをしないようにする対策を話していきます。
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