お菓子と上手に向き合う

2019.07.04 (木)


あなたは甘いお菓子は好きですか?
疲れた時や仕事のストレスを感じた時に、甘いお菓子が欲しくなりませんか?

 
 

もしくは、ほぼ毎日のように、甘いお菓子を食べる習慣がついているかもしれません。
私は過去に、毎日チョコレート系のお菓子とポテトチップスなどを、たくさん食べていた時期がありました。

 
 

陸上競技の現役生活を終え、それまでは食事制限をしていたため、いろいろと我慢をしていたのです。
そのため現役生活を終えた途端に、自分の好きなものをたらふく食べて、さらにお菓子も毎日のように食べていました。

 
 

なぜ暴飲暴食をしていたのか? 過去の自分を振り返ると、仕事でストレスが溜まり、それを解消するためにお菓子をたくさん食べていたのです。
好きな食べ物や甘いお菓子で、ストレスを紛らわそうとしていました。
これは心と体にもよくないことです。
どうでしょうか? あなたにも身に覚えはないでしょうか?

 
 

少し、甘いお菓子を食べると、体にどう悪影響を及ぼすかお伝えします。
「甘いものを食べると、血糖値が急激に高くなる」、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 
 

高くなった血糖値を下げるために、すい臓からインスリンというホルモンが大量に放出され、体は血糖値を一定の状態を保とうと働き、上がった血糖値を下げようとします。
血液中の糖分を減らすために、脂肪として体に蓄えようとします。これを繰り返すと、体に脂肪がどんどんついて、知らぬ間にふくよかな体に変わっていくのです。

 
 

(※ちなみにお菓子を食べるなら、お腹が空いている時よりも、「食後に食べた方が脂肪はつきにくい」と、栄養学の本に書いていました。)

 
 

そして血糖値を下がりすぎてしまい、低血糖という現象が起こってしまいます。
低血糖値に陥ると、生命維持に関わる危険性があります。下がった血糖値を上げるために、数種類のホルモン系が分泌され、ビタミンCやタンパク質が大量に使われてしまいます。

 
 

食べ過ぎていると、先ほどの仕組みが働き続けているために、慢性的にストレスから体と心を守るための基本物質が欠けてしまい、甘い物を食べ続けていると、知らぬ間にストレス耐性が低くなってしまいます。

 
 

悪影響を及ぼすことをお伝えしましたが、やはり甘いお菓子を食べたい時もあります。
たまには、あまり気にせずに食べることも良いと思います。
もし、お菓子を買い過ぎて、全部食べてしまうことに気が引けるのなら、そのお菓子を職場の人たちにお裾分けしてはどうでしょうか?
 
 

私は、よくこの手を使っていました。
お菓子を買い過ぎて、「全部食べてしまうと体調を崩しそうだ」「残りは、職場の人たちに食べてもらおう」。

 
 

私の体験ですが、
余ったお菓子を、職場の人たちに食べてもらう。
すると、お菓子をきっかけに会話が弾み、さらに距離が縮むこともある。
お菓子がきっかけで、仕事がしやすくなる。

 
 

仕事とは人間関係であり、人間関係が円滑な人は、仕事ができるようになります。
お菓子がきっかけで、職場の人間関係が良くなると、お菓子もまんざら悪くない気がしませんか?

 
 

もちろん食べ過ぎて、体調を崩したり病気になってしまっては、どうしようもありません。
自分で上手にコントロールしながら適度に、お菓子を食べるようにしましょう。
そして、運動もしっかり行いましょう。
ランニングや筋トレで体を鍛え、疲労が溜まった体のケアにストレッチをし、体力をつけて運動をすることで心のメンタルを強くすることもできます。

 
 

心のメンタルが強くなれば、多少のお菓子が食べたい誘惑も乗り越えることができるでしょう。

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