速く走るためには、肩甲骨がポイント

2018.07.30 (月)


走る動作は主に脚を使うものと想像すると思います。
それと同時に、上半身も脚と同じくらい速く走るために必要になってきます。
腕振りと脚が連動してこそスムーズに、かつ推進力が生まれるのです。

 
 

・肩甲骨が正しく機能すれば推進力が生まれる

 

かけっこが速い人を見ると、脚の回転が速いことに気づきます。
そこで脚を速く、大きく動かすためには腕振りもしっかり動かすことが大事です。
腕振りで得た力をうまく利用することが大事なのです。
そこでポイントとなるのが肩甲骨なのです。

 
 

肩甲骨の正しい位置は、背骨に近い位置にあるのが望ましいのです。
背骨に近い位置にあれば、腕を後ろに引きやすくなります。またその反動で、反対側の肩甲骨がスムーズに動き、腕振りを前に振りやすくなります。
さらに、肩甲骨から腕を動かすことができれば、体幹部に伝わりそれが大きな力となって推進力となるのです。

 
 

一方で、肩甲骨が正常な位置ではない、肩甲骨周りが固い、柔軟性が低下していると、先程のようなパフォーマンスを発揮することが難しくなってくるのです。
結果どうなるのか?

 
肩甲骨から腕を動かす際に、大きな力を発揮できずに体幹部に伝わります。
その結果、脚が上半身の部分をカバーする形で補うのです。

 
 

脚が、腕振りの変わりに地面を押して前に進もうとするので、余分に地面を押す時間が長くなるのです。
地面に足裏が着いている(接地している)時間が長い程、次の動作が遅れることになるのです。
目で見る限りでは、その差はほぼわかりません。
ほんの0.01秒の遅れが、10歩20歩と距離が増える程、相手との差となって表れるのです。
自分自身頑張って前に進もうと(体全体を前に持っていく意識)しても、実際には前に進んでいないのです。

 
 

速く前に進めるためには、やはり肩甲骨が大事なのです。
この肩甲骨は、走りの中で改善していくのは、厳しいのです。
では、どうするのか?

 
走る前のトレーニング、ストレッチや肩甲骨が正常に機能をするエクササイズが必要になってくるのです。

 
 

「オトナかけっこ教室」では、肩甲骨が正常に機能するエクササイズを多く取り入れています。
走る際に、肩甲骨の機能が充分に活かされるように、ウォーミングアップや筋トレの一貫としても行っています。

 
 

がむしゃらに走ることも大事ですが、効率よく体の機能を理解して、速く走れるためのトレーニングを積んで、みんなと差をつけるのも良いと思います。

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