速く走るためには体の感覚が大事

2019.05.28 (火)


あなたは速く走るために、日々筋トレばかりに打ち込んでいることはありませんか?

 

筋トレを継続していくと、自分の体が変わってくるのが分かり、必要以上にそれに頼ってしまう傾向も見られます。
特に男性に多いかもしれません。筋トレをすると逞しい体に生まれ変わり、「カッコいい体」を手に入れることができるからです。
男性の本能でしょうか?

 
 

筋トレを行って筋力をつけることは大事ですが、あまり筋肉を肥大し過ぎるとパフォーマンスに結びつかない可能性があります。
筋トレで筋力や筋肉をつけることも大事ですが、それに加えて「自分の体を使いこなす」ことの方が重要なのです。

 
 

自分の体を使いこなすためにはどうすればいいのか? 
それは、「体の感覚をつかむ」ことです。

 
 

走る際に、
「重心が前へ前へと進んでいく感覚」
「肩甲骨と骨盤を連動させている感覚」

などがあげられます。

 
 
これらの感覚をより磨きをかけるためには、日頃の走るトレーニングで意識をします。
さらには、基礎ドリルやスプリントドリルなどの、走る前の基本トレーニングで自分の体の感覚をつかむことが大事です。

 
 

人は不思議なもので、長年同じ動作を繰り返し行っていると、感覚が研ぎ澄まされ、文章や口頭ではうまく説明できないですが、自分ならではの感覚をつかめることができるのです。
わたしが「言わんとする」ことが、あなたにも分かるのではないでしょうか。

 
 

一方で体の感覚が鈍いと、パフォーマンスアップに結びつきません。
むしろ、感覚が鈍いと微妙なズレが生じで、本来の動きと違った動作を繰り返して、体の至るところが故障(ケガ)につながることも出てきます。

 
 

基礎ドリルやスプリントドリルそして走る時にも、
「どうすれば自分の体が動くのか?」
「どうすれば動きをコントロールできるのか?」
「どうすれば速く走れるのか? 前に進むのか?」
といったことを常に考えてトレーニングすることが重要です。

 
 

自分の体の感覚をつかむことができると、筋トレで得たパワーを生かすことができ、速く走ることができます。
これは、陸上に限ったことではなく、他のあらゆるスポーツにも言えることです。
自分の体を思うようにコントロールできるようになると、無駄な動きも減り、よりパフォーマンスアップにつながっていくでしょう。

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