スキップは足が速くなる
あなたは、スキップを最後に行ったのはいつですか?
スキップと聞くと、小学生時代に行ったイメージがあり、それ以来行っていない人も多いのではないでしょうか?
今回は、スキップを行うと足が速くなる理由について話していきます。
この機会にぜひ、スキップを取り入れてみましょう。
・スキップで重心移動の獲得とリズム感を養う
スキップは、正しい走り方をするために必要な運動の1つです。
かかとから着地して体の重心を移動し、腕と上半身の力を利用して地面を強く押すことが必要です。
スキップはリズム感も養う効果もあります。走る運動前に取り入れることで、実際に走る 動作につながっていくのです。
さらにスキップは、全身の力を抜いた状態で進行方向に進んで行きます。
全身の力が抜けた状態なので、走る運動よりも疲れません。体にかかる負担が走るよりも少ないのです。
このメリットを活かし、走る前のウォーミングアップとして取り入れ、リズム感とリラッ クスした感覚をつかんで下さい。
また、私のホームページにある無料プレゼント「かけっこで自分が変わり始める教本」に、スキップのやり方について説明しています。
こちらもスキップをする際に参考にして頂ければ幸いです。
スキップは、走りに比べて一歩一歩がゆっくりな動作です。
そしてスキップ動作の最初から最後まで上半身を真っ直ぐに保ちやすいのです。
胸を開く意識を持ってスキップをすると、肩甲骨がしっかり機能しやすくなります。
・肩甲骨が推進力をつくる
背中を丸めて猫背になった状態で両手を上げてみると肩甲骨があまり動かないと思います。
今度は、胸を張って両手を上げてみると、肩甲骨がしっかり動くはずです。
肩甲骨がしっかり動くから腕も自由自在に動くのです。
ただ腕を振るだけでは大きな推進力は生まれないのです。
肩甲骨を使って腕振りをする(無意識に肩甲骨からスムーズに動かせるようになることが大事)ことで、体幹部や背中側の筋肉を動かしているのです。
背中が動くと、それが腰(骨盤)から脚に伝わり推進力として生まれるのです。
スキップで肩甲骨からしっかり動かす意識を持って取り組み、走りにつなげていくと走りもスムーズに移行しやすくなります。
かけっこが速くなります。
また、肩甲骨が正しく機能するエクササイズも、いずれ伝えていきます。
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