速く走るのに必要なストライドとピッチ
陸上競技を走る上で、ストライドとピッチは切り離すことができないものです。
このストライドとピッチは、相反する2つの要素がかみ合ったときに、自己記録が生まれると言っても過言ではありません。
自分に合ったストライドとピッチを習得することが、タイム向上のカギとなります。
①「ストライド」と「ピッチ」とは?
走るスピードは、歩幅と脚が回転する速さで決まります。
「歩幅→ストライド
脚の回転する速さ→ピッチ」
と呼ばれています。
ストライドを広くするとピッチが遅くなり、ピッチを速くするとストライドが狭くなるという、両方に良い面と悪い面があります。
②マーカーコーンでストライドとピッチを高める
上記の写真のように、走る際にあまり障害にならない程度の高さのマーク(マーカーコーン)を使用して行うトレーニングです。
マーカーコーンを、スタート地点から3足長・3足長半・4足長・4足長半・・・と間隔を広げてトラックや走れる場所に置いていきます。
(マーカーコーンは10個程置くと良い)
このトレーニングで、スタート時の脚の運びを練習していきます。
また、慣れてくると、マーカーコーンの間隔を広げていき、ストライドが向上していきます。
そして、障害物(マーカーコーン)があると、自然と脚は次の動作に対応しようと、脚の回転が速くなり、結果ピッチが速くなります。
このマーカーコーンのトレーニングで、ストライドとピッチの向上に努めましょう。
自分に合った理想のストライドとピッチを習得すると、スタート局面から加速局面にかけて無理なくストライドが広がり、スピードが出るにつれてピッチも上がっていきます。
その後は、脚が自然に回転し楽に走れるようになり、自己記録が更新されることがあります。
陸上競技を専門でないあなたが、今回のコラムで少し戸惑ったかもしれません。
しかし、ここで記載したコラムを必要としている方にお伝えすることができます。
また、陸上競技を始めた際には、振り返って頂けると嬉しいです。
ここでのコラムは、ホームページにずっと保存されているので、陸上競技はもちろんのこと、トレーニングで困ったことがあった際には、参考にしてもらいたいと思っています。
それに加えて、トレーニングなどで分からないことがあれば、直接ご連絡いただければご返答致します。
あなたの足が速くなることを願っております。
関連する投稿
現在の記事: 速く走るのに必要なストライドとピッチ