走るのに下肢の筋トレが必要なわけとは?

2019.05.07 (火)


アスリート及び楽しみながら走ることを習慣にしているあなたは、トレーニングを継続していくと、「毎日でも走りたくなる」「休むと不安になる」という声も聞こえてきます。
しかし、休まずにトレーニングをやりすぎるとオーバートレーニングになります。
オーバートレーニングになると、脚のケガにつながりやすくなります。

 
 

走ると接地(つま先が着地・短距離走の場合)のたびに、筋肉・骨・軟骨・靭帯・腱などに衝撃を受けます。実はこれらは、脚などにダメージを与えているのです。
しかし、筋肉にはダメージを受けてもそこから回復する機能が備わっており、さらに強くなろうとする性質があります。この現象を「超回復」と呼びます。
あなたも一度は、聞いた言葉であるのではないでしょうか。

 
 

それに加えて心肺機能も向上していきます。トレーニングを積み重ねていくと、今まできついと感じていたトレーニングメニューなどを、軽くこなすことができます。
特にランニングなどの持久走などに顕著に表れてきます。
ここで1つ気をつけてほしいことがあります。

 
 

それは、骨・軟骨・靭帯・腱などを守る筋肉が、心肺機能の発達に比べて成長する度合いが遅いことです。
走るトレーニングは、脚の筋トレにもなりますが、心肺機能に比べると成長するスピードは遅く、自分では平気と思ってどんどん走るトレーニングを積み重ねていくと、知らず知らずのうちに、筋肉以外の部分にダメージを与え、走ることが困難になるレベルまで来ることも珍しくはないのです。

 
 

筋トレで脚の筋肉を鍛えることにより、走った時の衝撃をいくらか緩和する働きもあります。筋トレを簡単に自宅でできるのが、スクワット・グッドモーニング・レッグランジです。
せっかく楽しく続けていた、走るトレーニングができなくなるとそのまま走ることから遠ざかり、再開することもしなくなることもありえます。
もっと言えば、運動自体も何もやらなくなってしまうと、寂しいものです。

 
 

楽しく始めた陸上競技やランニング、ネガティブな気持ちでやめてほしくないですし、いつまでも「楽しく走りたい」というポジティブな気持ちを持ってほしいです。
そのためには、普段から体の調子を知ることや、運動後のアフターケア、そしてケガ防止・スポーツパフォーマンス向上のために筋トレを行うなど、少しでも自分なりに勉強をすることも大事です。

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