疲労発生の仕組みを知ることも大事

2018.12.09 (日)


疲労発生の原因はどうやら活性酸素であると言います。
活性酸素とは、他の物質をサビさせる力が非常に強い酸素です。
一般に、活性酸素が体内に蓄積すると、肌のシミやシワなどの老化を促進し、動脈硬化やがんなどの疾患を招くことがあります。

 
 

一方で、活性酸素は殺菌力が強く、体内で細菌やウイルスを撃退する役目も担っています。しかし、活性酸素が増えすぎると正常な細胞や遺伝子までも攻撃してしまうのです。

 
 

肉体的・精神的などが疲れると交感神経が優位に働き、酸素を多く使うことになります。
交感神経とは、本人の意志とは無関係に体の機能を調節し、心身を緊張させて興奮状態に導く状態にさせます。日中に交感神経が活発になると言われています。

 
 

酸素を多く使うと活性酸素が大量に発生し、健康な周辺の細胞を酸化すなわちサビさせて傷つけてしまうのです。
傷つけられた細胞は老廃物を排出し、それと同時にあるタンパク質が異常に発生することになります。

 
 

このタンパク質が異常に発生すると、脳内に「異常なタンパク質が急激に増えた」という信号が伝わり、筋肉の動きが鈍くなり疲労感が生まれるのです。
大きなストレスや荷重な肉体労働が続くと、交感神経が優位に働き、疲労発生の仕組みが作られるので、いかに減らすことが大事になっていきます。

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