誰でも速く走れるようになる②
2016.08.26 (金)
前回の続きで、ほとんどの方が走る時に間違ったやり方で走っていると話しました。自分自身が意識的に行おうとしている動作は、実はもう身体は次の動作に入っているのです。
腕振りを前に振ろうとしている時には、もう腕は後ろに下がりはじめている。後ろに下がりはじめているのにもかかわらず自分の意識でもっと前に振ろうする。自分自身は前の力 身体は後ろに振ろうとする力。 ブレーキのもとになってしまいます。
◆走る前に速くなる動作を習得する!
では、どうすればいいのか。それは、走る前の動き作りが重要になってくるのです。
⒈Wーup スキップ・ステップ種目
スキップやサイドステップ類の運動はしたことはありますよね?これらの動きが走りにつながります。スキップにしろステップにしろリズミカルに弾みながら運動するのが大事なのです。
これらの運動は、身体全体を大きく使って動作を行います。実際に走る時に使う筋肉を呼び覚ますのです。実際にスキップを取り入れるだけで走りが速くなったという研究結果も出ています。また、スキップやステップ種目は、片足が地面に接地した瞬間(足が地面についた瞬間のこと)体幹部分がしっかりしていないと前に進まないのです。※体幹については、また詳しく説明していきます。
片足が地面に接地した瞬間に頭からつま先までほぼ垂直の姿勢じゃないと前に進まないのです。走る時も片足が地面に接地後、身体が真っ直ぐの方が前に進みます。その真っ直ぐになる練習をこのウォーミングアップで習得するのです。
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