大人からでも「かけっこ」が速くなる!②
前回は、大人になってからでも足が速くなるのか?という話しでした。そして、速い人と遅い人の差は、身体の動かし方、「一歩の歩幅」「接地時間」と説明しました。
今回は、その差を埋めるトレーニングを説明していきます。
◆ミニハードルやハードルジャンプトレーニングで一歩の歩幅を向上させる
写真の図は、ミニハードルでジャンプしながらミニハードルを越えていきます。
イメージとしては、全身を使ってジャンプするイメージです。両手で思いっきり、同時に前から後ろに振り上げてその反動で前にジャンプすると同時に脚も上に引きあげる。そのまま落下し両足が地面に着いたら、同じ動作を素早く行う。
この時、足が速い人は、スムーズにハードルを跳び越える。逆に遅い人は、ハードルを跳び越える時にゆっくり跳び越えてしまう。これらの動きをスムーズにできるようになれば、走りにつながっていきます。なぜジャンプと走りがつながっているのかなど、少し専門的なので、またいつか話していきたいと思います。
スムーズにハードルを越えるようになれば、地面から上手に反発をもらい前に進んでいけます。強い反発をもらえれば、より大きく上や横に移動 歩幅を稼ぐことができます。この動作を習得できれば、走った時に地面からの反発を上手くもらえ、一歩一歩の歩幅を大きく稼ぐことができるのです。
写真の図だと、ハードルとハードルの間隔は、1mないぐらいです。 間隔を広くしたり、ミニハードルをハードルに変えたりして 工夫すると いいでしょう。ミニハードルトレーニングは、いろんな種目もありまたの機会で話したいと思います。
次回は、接地時間の短縮について話していきます。
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