速く走るための筋トレは何をやればいい?⑤
2016.09.07 (水)
前回は、スクワット・レッグランジについて話しました。両種目とも下半身の筋力強化に必要な種目です。では、実際に走っている時にどういう状態で使っているのかを説明していきます。
◆スクワット・レッグランジで鍛えた部分は30m以降に使用する
前回のおさらいでスクワットの効果はお尻(大殿筋)・太ももの裏側(ハムストリングス)レッグランジはお尻・太ももの裏側・内また(内転筋)を鍛えます。
これらの筋肉は、走っている時のどのような状態の時に使われているのか?それは、走りだしてから30m程くらいからです。30m以前までは、主に太もも(大腿四頭筋)の筋肉を使用します。(他にもいろいろあります) ちょうど、30m以降は身体が起き上がった状態なので、身体が起き上がった状態では、太ももの筋肉が使いにくくなります。
身体が起き上がった状態からは、主にお尻や太ももの裏側を使用します。足が90度近く(膝が地面に対して90度近く。ちょうどもも上げをしているイメージ)上がっている状態から足ここでは脚と言いかえます。脚を下に振り下ろす時にお尻と太ももの裏側の筋肉を使用します。そして後ろ脚を前に引き付ける際にも(後ろ脚を前に持ってくる)太ももの裏側を使用します。
だいたい学校の運動会や保護者のリレーでも短くても50m以上は走ると思います。そうなると、必然的に身体の後ろ側の筋肉を鍛えることが重要になってくるのです。この部分をしっかり鍛えると30m以降がしっかり走れるようになるのです。
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