普通のことが楽しくなる

2016.02.14 (日)

 

以前私のコラムで学生時代の運動部の部活動は、指導者が張り詰めた顔で生徒を指導し、それが生徒たちに伝わり緊張感となり楽しい運動も辛いあまり楽しくない運動になってしまう。と話しました。

たしかに、生徒を指導するためには、責任があり、ある程度緊張感を持って取り組むのも大事です。生徒がふざけて怪我をしたり、他の問題を起こす可能性も出てくるかもしれません。けれども、生徒たち自身もっと運動を楽しんで伸び伸びとやりたいと思っているかもしれません。

 

◆トップが変われば一気に変わる

やはりトップが威圧感を放っているとそれが下の者に伝わってきます。会社で経営者がいつもピリピリしていると、それが幹部クラスから下にどんどんピリピリ感が伝わっていきます。そうすると楽しい仕事もつらい仕事になってしまう可能性があります。

 

それが学校の部活動にも言えることです。指導者(学校の先生)から生徒、先輩から後輩へと伝わっていきます。みんな余裕がなくなり、雰囲気も悪くなっていきます。こういった結果、部活動が嫌になりやめる運動そもそもが嫌になってしまう原因があります。

 

逆に、トップがいつも笑顔で楽しそうに仕事や指導を行っていれば、皆に楽しそうだと伝わりいい仕事や運動ができるはずです。何かを「やる」時は、誰かと楽しそうに「やる」のが大事だと思います。私の「オトナかけっこ教室」は、いつも私が楽しく皆さまに「かけっこ」の楽しさを伝え続けていきたいです。

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